ファッション

東レが水着でも環境問題への取り組みを強化

 東レは、2016年シーズンの水着で植物由来のポリエステル繊維「エコディアPET」と、プール水中塩素への耐久性に優れた「ライクラファイバー」を組み合わせた「エコディアfor swim」を展開する。近年、「エシカル」や「サステイナビリティ」といったキーワードが取り上げられ、消費者の関心も高まっていることから、同社は環境配慮型素材・製品の事業拡大を目指す取り組みに力を入れる。

 同社の15年シーズンの水着販売実績は、前年並の807万枚。カテゴリー別にみると婦人遊泳水着は、海水浴離れや悪天候に影響されたものの、着用シーンの多様化により、前年並の132万枚に着地した。競泳水着は、市場が活性化したことから好調に推移し、前年実績を上回った230万枚となった。16年シーズンでは、婦人遊泳水着でファッション性を高め、洋服感覚で着られるように素材のバリエーションを拡充する。競泳水着では新素材の開発、アパレル企業との協業を進める。同社は16年シーズンで、前年比102%の827万枚を販売目標とする。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。