ビューティ
連載 こだわる男の身だしなみ

中野光章流のヘア&スキンケアとは?

中野光章/大学卒業後、バーニーズ ジャパン入社。新宿店デザイナーズフロアのマネージャーを経て、2003年よりPRマネージャーとして活動、現在に至る。インディアンジュエリーとヴィンテージウェアに特に造詣が深く、ファッション誌の企画構成も手掛けている。

 価値あるものを見極める3人のファッション・インフルエンサーたちが、"オトコの美"について本音で語る連載第2弾。今回は、「バーニーズ ニューヨーク」のPRを統括する中野光章・バーニーズ ニューヨーク マーケティング&コミュニケーションPRチーム ヘッドマネージャーが登場。普段のヘアケアやビューティ観から、オトコの色気、そしてお気に入りのビューティアイテム、メンズヘア&スキンケアブランド「&GINO(アンドジーノ)」のシャンプー、美容液、ボディーソープのことまでインタビュー。

「WWDビューティ」編集部(以下、WWD):ここ数年で、ご自身の美容意識に変化はありましたか?

中野光章・バーニーズ ニューヨーク マーケティング&コミュニケーション
PRチーム ヘッドマネージャー(以下、中野):髪に関しては、4〜5週間おきにヘアサロンに通っています。学生時代にラグビーをやっていて、自分で剃ったりしていたので、サイドが少しでも長くなると気になって仕方ないんです。スキンケアに関しては、40代になってケアに気をつかうようになりましたね。それまではあまり気にしていなかったのですが、「50代になると一気に加齢が進むから気を付けた方がいいよ」と言われ、すぐにでも始めなくちゃと。それで、例えば洗顔はボディーソープで洗ってすませていたのを、「バーニーズ ニューヨーク」でも取り扱っている洗顔アイテムを使うようになりました。ヒゲ剃りもボディーソープを使って行っていたのを、専用のローションに替えましたね。

左から「プレミアムブラックシャンプー」(400mL)4800円、「プレミアムフェイスエッセンス アクアモイス」(50mL)4800円、「プレミアムボディーソープ デオラ」(2016年末にリニューアル予定。写真はリニューアル後のもの)
※実際の商品の大きさの比率とは異なります。

WWD:確かに、肌きれいですね(笑)。

中野:ありがとうございます(笑)。たぶん、汗っかきで新陳代謝が良い方なので、保てているのかもしれません。ちなみに、先日はトータルビューティサロンでフェイシャルトリートメントをしてもらいました。目元に年齢が出やすいと言われ、アイクリームをすすめられ、今それを使っています。

WWD:私も同年代の男性なので分かるのですが、加齢臭とかは気にならないですか?

中野:気になりますね。特に頭皮のニオイは気になっていて、ドラッグストアなどで売っているニオイケア成分入りのシャンプーを使ってみたのですが、頭皮にピリピリとする刺激があり、洗い上がりも髪がギシギシしてしまいました。その点、「&GINO」の「プレミアムブラックシャンプー」は良かったですね。ピリピリしないし、テクスチャーにとろみがあってマイルドな使用感です。泡立ちが良く、かつ洗いすぎて頭皮が乾燥するようなこともないので、長く使い続けたいシャンプーです。あと、私は「ボトルデザイン」をシャンプー選びの基準の1つにしているのですが、それも良かったです。シンプルで高級感があり、インテリアの1つとしてバスルームを演出してくれますね。

WWD:スキンケアに関するこだわりはありますか?

中野:スキンケアにも気をつかうようになったと言いましたが、化粧水、乳液、美容液、クリーム......となると正直言って面倒。「プレミアムフェイスエッセンス アクアモイス」のようなオールインワン美容液の存在を知ったときは「これだ!」と思いましたね。寝ているときに肌が乾燥してしまうので、寝る前に何かをつけたいのですが、「プレミアムフェイスエッセンス アクアモイス」はオールインワンで肌なじみが良く、手軽につけてすぐに寝られるので助かります。朝につける場合、私はメガネをかけるので、つけた後に肌がいつまでもベタついていると、なかなかメガネをかけれなくて困るんです。その点、この肌なじみの良さは嬉しいですね。


WWD:仕事に行く支度の進行を妨げない、というのは重要ですよね。

中野:そうですね。あと、私は香水をつけて出掛けることが多いので、ケアアイテムの香りが後残りするのも嫌なんです。「プレミアムボディーソープ デオラ」は、洗っている間はいい香りがするのに、洗い流すとすっと引いていく点が気に入っています。それに、泡立ちもいいです。私は、ボディーソープはタオルに2プッシュし、泡立ちを見て、これからも使い続けるか、1本で終わりにするかを決めるのですが、これは使い続けたいアイテムです。

WWD:お話を聞いていると、そうしたセルフケアやビューティにもかなりのこだわりがあるようですが、中野さんの周囲の人はどうなのですか?

中野:最近男同士で話していて、コスメが話題になることが結構ありますね。会話にいろいろなブランド名が出てきて、盛り上がることも多いです。私の周囲には、ファッションだけでなく、コスメにも関心を持ってお金を使う人が増えましたね。友人には、彼女との旅行の宿泊先に、スパやエステが充実しているホテルを選ぶようなメンズもいます(笑)。

WWD:「&GINO」は"男のプライド"や"男の上質感"をブランドテーマの1つにしているのですが、中野さんは"理想の男のイメージ"のようなものはありますか?

中野:やはり人と会うことが多い仕事なので、身だしなみに気をつかえる清潔感のある男を目指しています。私は7月に43歳になるので、年齢を感じることも増えたのですが、最近ある人に、「中野さんて現役感がありますね」と言われました(笑)。ほめ言葉として受け取って、嬉しかったです。自分磨きを怠らずに継続することで、女性からも男性からも、そう思われる男でありたいですね。