連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

美意識は日々の業務で磨ける【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

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※この記事は2023年03月29日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

 先日、美容業界の皆さんに「ファッションショーの読み解き方」について、お話させていただきました。先日も話しましたが、ファッションショーを「モデル、かわいいなぁ」とか「こんな洋服、誰が着るの!?」なんて視点以外でも楽しめるようになると、トレンドの背景や時流、台頭する価値観などに敏感になって、結果、美意識は磨かれるようになるのかな?と思っています。

> 時流の掴み方、美意識の磨き方【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

 「WWDJAPAN」でも記事を書いたことがありますが、ファッションショーは、デザイナーやブランドからの「問いかけ」の場だと思っています。デザイナーを筆頭にブランドに携わる人たちは、「今って、どんな時代なんだろう?」「そんな時代を生きる人は、洋服に何を求めているんだろう?」「そのニーズを、ブランドらしく表現したらどうなるんだろう?」という思考を繰り返し、「こうなりました。いかがでしょう?」とファッションショーで問いかける。そしてさまざまなリアクションや売り上げというフィードバックを得て、次の「問いかけ」の精度を高めていく。私たちは、こんなことを繰り返しています。

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