アイウエアのグローバルブランド「トニーセイム(TONYSAME)」は、アイウエアクリエイターとのコラボレーション企画「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト(DESIGNERS INVITATION PROJECT)」をスタートする。第1弾は、蓮井明治「パドマイメージ(PADMA IMAGE)」デザイナー、小向真由美「シークレット・レメディ(SECRET REMEDY)」デザイナー、山中佳苗「カムロ(KAMURO)」デザイナーの3人が、「トニーセイム」を代表するモデル“アセテートライト”とコラボレートした。
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「構想から実現まで3年を要した。新しいチャレンジに対して、職人、アーティストなどたくさんのクリエイターが力を貸してくれた」と細井礼トニーセイムジャパン社長。参加した蓮井明治「パドマイメージ」デザイナーは、「『トニーセイム』の技術力による薄さを生かしてリムに強弱をつけることにより、これまでの『パドマイメージ』になかった小ぶりでライトなボリューム感を出すことができた」と述べる。小向真由美「シークレット・レメディ」デザイナーは「メタルとアセテートのナイロールタイプを選んだ。メタルの上部はチタンにダイヤモンド状のカットを施し、『シークレット・レメディ』らしい女性らしさを全面に表現できた」と語る。そして山中佳苗「カムロ」デザイナーは、「娘が遊んでいるビーズコースターから着想を得たビーズのアクセントをテンプルに付け、色はディック・ブルーナ(Dick Bruna)の絵本『ミッフィー(MIFFY)』からビビッドなピンクや青を選んだ。かわいい色使いに特徴がある、女性を意識したデザイン」とコラボレーションモデルのポイントについてコメントした。
細井社長は「来年のブランド設立10周年に向けて、新時代の『トニーセイム』を象徴するプロジェクトにしたい」と話した。価格は各3万6000円で、海外でも販売する予定だ。
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(はすい・めいじ)1985年12月6日、香川県生まれ。広島工業大学卒業後、セレクト眼鏡店に販売員として入社。独学で眼鏡のデザインを学び、2011年「パドマイメージ」を設立。趣味はツイッター
(こむかい・まゆみ)1975年、青森県生まれ。文化服装学院卒業後、村井、アトリエサンクなど眼鏡メーカー数社でプロモーションやMDの経験を積み、「シークレット・レメディ」を設立
PHOTO:KOHEY KANNO
(やまなか・かなえ)1990年生まれ。小学校1年生から眼鏡をかけており、高校時代の卒業研究で眼鏡を取り上げた。明治学院大学卒業後、東京眼鏡専門学校で2年間学び、2015年にカムロに入社。16 年に初のデザイン担当
「トニーセイム」の一番の持ち味は、フレームを彩るカラーリングの美しさだ。オリジナリティーのある色使いの発想は、多くの女性ファンを引き付けている。秋の新作もバリエーションが充実している。
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トニーセイムジャパン
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