
ビューティ賢者が最新の業界ニュースを斬る
ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、Kビューティの新たな顧客接点のつくり方について。(この記事は「WWDJAPAN」2026年10月12日号からの抜粋です)
PROFILE: 弓気田みずほ/ユジェット代表・美容コーディネーター

【賢者が選んだ注目ニュース】

アモーレパシフィックのラグジュアリーブランド「ソルファス(SULWHASOO)」が、日本市場に本格参入した。5月のアットコスメトーキョーでのポップアップを経て、9月5日〜10月13日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催した。主力商品の導入美容液は60mLで1万1000円、クリームは50mLで2万7500円と、百貨店の高価格帯スキンケアと競合する。今回注目したいのは、Kビューティが日本で単に価格帯を引き上げているのではなく、顧客との接点づくりそのものを進化させている点だ。
「ソルファス」は、高麗人参研究を軸に韓国の伝統的な美容思想と現代の研究開発を結びつけてきたブランドだ。1997年の誕生以降、海外展開を広げ、現在は世界15カ国で600店舗以上を展開する。日本では本格展開の時期を見極めてきたが、Kビューティへの理解が広がった今、本格参入に踏み切った。ただし韓国コスメへの親近感が、そのまま高価格帯商品への支持に結びつくわけではない。
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