ビューティ

白髪染めの市場規模は前年から424億円増の6485億円 物価高の時代の優良サロンメニューに

リクルートの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、全国の20~69歳の男女を対象に“白髪・グレイヘアに関する意識調査2026”*1を実施した。

結果、白髪染め*2の市場規模推計は6485億円で、前年の6061億円から424億円の増加となった。内訳はサロン染めが4889億円(前年差+435億円)で約1割増加、自宅染めは1596億円(前年差−11億円)で微減となった。

年代別に見ると、増加額が大きいのは40代(前年差+169億円)と50代(前年差+131億円)で、次いで60代(前年差+95億円)。20代はほぼ横ばい(前年差−1億円)だった。市場規模そのものは60代(2130億円)、50代(1996億円)、40代(1664億円)の順に大きく、40代以上が市場の中心を担う構図は変わっていない。

サロン染めにかける平均金額が上昇

サロン染めを利用している人の推計人口は1281万人(前年1258万人)と大きくは変わらない一方、サロン染めにかける平均金額は月3180円(前年2950円)と上昇している。

「昨今の物価高の影響により、直近1年間の白髪ケア・白髪対策に変化があったか」を聞いたところ、「特に物価高による変化はない」が52.7%と半数を超えた。一方、「理美容室やサロンの利用をやめ、自宅で染めるよう切り替えた」は6.8%にとどまった。

この結果について、「ホットペッパービューティーアカデミー」研究員の田中公子さんは「サロン染め利用者の裾野は、前年から大きく広がっているわけではなく、サロンに通い続ける人が支出を増やした結果、市場規模が拡大したと考えられる。物価高の中でも“サロンで染める”ことを継続している様子がうかがえる。『物価高の影響により、直近1年間のあなたの白髪ケアもしくは白髪対策について、何か変化はありましたか』の質問では、半数以上が『特に物価高による変化はない』と回答。物価高の中でも白髪ケア・白髪対策の機会は減少していないようだ。変化があった中でのトップは『全体染めではなく、根元染め(リタッチ)にする回数が増えた』となった。施術範囲を絞るという工夫により、サロン利用を続けていることが分かる」とコメントしている。

*1 調査手法:インターネットリサーチ 調査期間:<スクリーニング調査>2026年7月15日~2026年7月27日<本調査>2026年7月29日~2026年8月3日 調査対象:<スクリーニング調査>5万人 ※人口動態に基づき性年代を割り付け<本調査>1031人(全国20~69歳男女、理美容室の利用頻度が3カ月に1回以上で、現在白髪があり白髪を気にしている、白髪染めをしている人)
*2 白髪染め:「白髪染め(白髪染め用薬剤を使用)」「ヘアカラー/おしゃれ染め(白髪も一緒に染める)」「白髪ぼかし/白髪ぼかしハイライト(白髪を生かし、ハイライトを入れて白髪をぼかす、目立たなくする)」

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