「オーディナリー(THE ORDINARY)」は10月8〜11日、商品の透明性に向き合う体験型イベント「価格のひみつ マルシェ」を東京・表参道で開催する。買い物体験を通じて、成分やパッケージ、マーケティング用語といった価値と価格の関係を考えるきっかけを提供する。
マルシェをイメージした会場では、野菜や果物を誇張した言葉と高額な価格で展示する。バナナは“天然由来・魔法のエナジーチャージバー”、サツマイモは“複合炭水化物・潤いチャージコンプレックス”、アボカドは“100%天然由来・艶を高める活力アップカプセル”と名付け、価格はそれぞれ1万7500円、2万300円、3万500円とした。商品の価値はそのままであっても、表現や価格が変化することで、消費者が商品に持つ印象や価格の受け取り方は変化する。来場者は、その様子を買い物という身近な体験を通じて体感することができる。
このほか、食材に付けられた商品名を当てるチャレンジや、デジタル秤を使ったゲームなどの参加型コンテンツを用意する。さらに、「オーディナリー」の商品を4400円以上購入した人にはオリジナルトートバッグをプレゼントする。
なお、展示した食材はコールドプレスジュースにして来場者に提供する。期間終了後には、フードバンクに寄付する予定だ。
エイミー・ビー(Amy Bi)ブランドバイスプレジデントは、「大げさな言葉や華美なパッケージには、その分のコストが含まれ、最終的には消費者がその価格を支払うことになる。私たちは、もっと普通の言葉で語ることを大切にしている。誇張や専門用語、マーケティング上の飾り言葉ではなく、本当に意味があるのはラベルに記載された成分だ。だからこそ、私たちは成分そのものの名前で製品を名付け、誰もが手に取りやすい価格で提供する」とコメントした。
“価格のひみつ マルシェ”は、“ザ マークアップ マルシェ”として、トロントをはじめ、ロンドンやパリ、メルボルン、サンパウロ、メキシコシティなどの世界6都市で実施した。同ブランドによると、日本市場では物価上昇により消費者の価格意識が大きく変化しているという。同時に、「価格が高いことは本当に価値の高さを意味するのか」という視点に向き合う機会も増えているとして、今回の開催に至った。
■「価格のひみつ マルシェ」
日程:10月8〜11日
時間:11:00~19:00 ※最終日のみ18:00終了
場所:ビーサイド表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-2