
コーセーホールディングスは6日、子会社のコーセーとコーセー化粧品販売会社で80人の希望退職者を募集すると発表した。対象は勤続5年以上かつ、45〜59歳の管理職と一般職、または60〜64歳の再雇用社員。
募集期間は9月1~15日で、退職日は2027年1月31日。通常の退職金に割増加算金を上乗せするほか、希望者には退職後最長1年間、再就職を支援する。割増加算金などの費用は26年12月期に特別損失として計上する。業績への影響は確定次第、公表する。
同社は約30年前から、社員の転身を支援する制度「ライフチャレンジ」を実施している。今回は割増加算金を上乗せする「特別ライフチャレンジ」として実施する。通常より手厚い割増加算金を支給するのはコロナ禍に続き2回目。澁澤宏一コーセーHD社長グループCOOは「今回の取り組みは従来のライフチャレンジの延長線上にある。3年間の構造改革で計180人を削減する計画のうち、今回は80人を対象とする」と説明した。
また、コーセーは28年1月、同社子会社でコーセーHDの孫会社にあたるコーセー化粧品販売を吸収合併する。製造と販売で機能が分かれた現体制では、市場変化への対応速度やブランド戦略の一貫性に課題があると判断した。企画・開発から営業・販売までを一体で担う垂直統合型の組織に再編する。両社の従業員数は、美容部員を除き計2150人(25年末時点)。