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日本香堂が新フレグランスブランド「ナワズ」 “和”の香り文化を現代に継承

日本香堂は創業450年を記念し、次世代に向けたフレグランスブランド「ナワズ(NOWAS)」をローンチした。同ブランドのオンラインサイトで販売中だ。

「ナワズ」は、「NOW(今)」と「WAS(過去)」を、「WA(和)」の精神でつなぐという意味を込めたブランドで、日本香堂が長年培ってきた香りの文化や美意識を現代のライフスタイルに継承することを目指す。ブランド開発はZ世代の社員を中心としたプロジェクトチームが担い、社内調香師と共に香りを設計。新設したフレグランス工場で製造する。

日本では古くから香りが自己表現の一つとして用いられてきた。戦国時代の武士が戦の前に香を焚き精神を整えたほか、平安時代には貴族が香りで想いを交わし、室町時代には茶道・華道・香道とともに香文化が発展。江戸時代には香り袋が日常に広まり、人々の心を支える存在として親しまれてきたという。こうした歴史を背景に、「ナワズ」は香りを“現代のお守り”のような存在として提案する。

全4種を販売

ラインアップは全4種で、価格は各1万3200円。東洋の香木に西洋の香料を重ねた設計で、アップサイクル素材も採用した。香りはそれぞれ、日本の歴史に着想を得ている。戦国時代の精神を表現した“アクト(AQT)”はユズやスパイス、ウッドを重ねたウッディアンバーの香り。平安時代の文化をモチーフにした“タイ(TIE)”は、ベルガモットやローズ、サンダルウッドが調和するウッディムスク。室町時代の芸道に着想した“ゼップ(ZEP)”は、グリーンノートと針葉樹が香るウッディグリーン。江戸時代の香り袋文化をヒントにした“ワフ(WAF)”はカルダモンやシナモン、バニラが重なるウッディバルサムの香りに仕上げた。

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