ファッション

スマッシュヒットの「アキラーノ・リモンディ」 トレンドを押さえたクリエイション

 ここ最近のトマソ・アキラーノとロベルト・リモンディのクリエイションが冴えている。デビュー当初は、構築的でマスキュリン、フェティッシュでストイックなミリタリーウエアを見せていたが、ぐっと肩の力が抜けて、時代に呼応したクリエイションにシフトしているからだ。

 ファーストルックは、ネイビー、アクアブルー、エメラルドグリーン、オレンジをアーティに切り替えたロング&リーンなドレス。その後もパープルやレッド、ブラウンといった秋色パレットをグラフィカルに切り替えたスタイルが続く。シルエットはロング&リーンに加え、クロプップドトップ&ハイウエストミニスカートがメイン。肩線を落とし、やや丸みとボリュームを持たせたショルダーとウエストを強調したラインが共通項だ。中盤から後半は、ゴーギャンの絵や、ダークトロピカルなモチーフをのせ、それらにビジューをたっぷりとあしらいラグジュアリーに。

 ダークトロピカルな柄、ブラトップ、クロップドトップ、ビジューディテール、スポーツテイストなど......。今シーズンのトレンドが満載のコレクションだが、それらを彼ららしいスタイルへと昇華。たとえば、ハイウエストスカートやクロップドトップはダーツを多用し構築的なフォルムを形成したり、柄やプリントでアートフィーリングをプラスするなど。トレンドとクリエイション、絶妙なバランスで見せた。

アキラーノ・リモンディ 2014年春夏ミラノコレクション 全ルック

2014年春夏ミラノコレクション 関連記事一覧

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

色で着崩すクラシック 2026-27年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2026年上半期ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。