ファッション

レッチリも出演した「フジロック’16」 最終日は柄アイテムが席巻

 「フジロックフェスティバル ’16(FUJI ROCK FESTIVAL’16、以下フジロック)」の最終日は、絶好のフェス日和の中スタートしたが、夕方には突如雨が降ったりと不安定な天候に見舞われた。3日間の日程では、今日のように万が一の雨で会場の足場が悪くなることに備えた長靴の着用者が目立つ。中でも「ハンター(HUNTER)」と「日本野鳥の会」のレインブーツは例年通りの人気だ。もちろん「キーン(KEEN)」や「モンベル(MONT-BELL)」「テバ(TEVA)」などのサンダルや、「アディダス(ADIDAS)」や「ニューバランス(NEW BALANCE)」「コンバース(CONVERSE)」のスニーカーも安定の着用率だ。また、「ナイキ(NIKE)」や「ムーンスター(MOONSTAR)」のスニーカーブーツ、「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」のエイトホールブーツを履く姿も見られる。そして、ポンチョやカッパなどのレインウェアを着用した雨対策バッチリのスタイルが多いのも、山間部で開催されるフェスならではだ。

 最終日のヘッドライナーには、初年度や第10回開催にも出演し今年で4回目の出演となったレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)が登場。ボーカルのアンソニー・キーディス(Anthony Kiedis)は白Tに総柄のハーフパンツとキャップといったシンプルな格好。ベースのフリー(Flea)は彼らしい上下総柄のスタイルで登場した。圧倒的なライブパフォーマンスで知られる同バンドは代表曲「スカー・ティッシュ」や「ギブ・イット・アウェイ」などを披露し、約4万人を収容する最大規模のグリーン・ステージに集った観客たちを会場が揺れるほど熱狂させた。観客の多くは同バンドの音楽性に影響を受けたと思われる格好やライブのための軽装スタイルで参加していた。また、「メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)」のレコードレーベルからデビューしブレイクした英エレクトロニカ3ピースのイヤーズ&イヤーズ(Years & Years)でボーカルを務めるオリー・アレクサンダー(Olly Alexander)は、オールホワイトコーデにウサギのカバンを合わせる可愛らしさを見せた。

 2016年のフジロックは、主催者発表で前夜祭1万5000人、1日目3万人、2日目4万人、3日目4万人、計12万5000人と、2015年の11万5000人、2014年の計10万2000人を上回る動員数となった。なお、来年は7月28〜30日の開催を予定している。

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