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オーガニックリキッドソープの「ドクターブロナー」がマルチに使えるソープ発売

 ネイチャーズウェイは4月25日、オーガニックリキッドソープ「ドクターブロナー(DR.BRONNER’S)」から7月15日に発売する新製品「オーガニック シュガー ソープ」の発表会を東京・渋谷の「トランク ホテル(TRUNK HOTEL)」で開催した。また同日、マイケル・ブロナー(Michael Bronner)=ドクターブロナー社長と辻井隆行パタゴニア(PATAGONIA)日本支社長によるトークセッションを開き、2020年に米国で新設を目指す「環境再生型オーガニック認証(Regenerative Organic Certification)」について対談した。

 新製品「オーガニック シュガー ソープ」は、天然由来成分100%で作ったリキッドソープ(全5種、各355mL、各2200円)で、1本でフェイス、ボディー、手などに使用できる。洗浄成分としてシカカイ(アカシアコンシナ果実)を、保湿成分として砂糖を配合した。また通常せっけんに多く配合される水の代わりにホワイトグレープ果汁を使用することで、より高い保湿効果を実現した。

 せっけんメーカーであるブロナー家は1858年からせっけん作りに取り組み、1948年に米・カリフォルニアにドクターブロナー社を創業。5世代にわたって家族経営でビジネスを展開し、宗教や民族の差別がない結束をうたう“オールワン(ALL-ONE)”ビジョンを掲げ、フェアトレードや環境に配慮した製品作りを行っている。同社は、環境保護に対して同じ目標を持つパタゴニアなどの企業や活動家とともに、世界でもっとも厳しいオーガニック認証の一つといわれるUSDAオーガニック認証をベースに、「土壌の健康」「動物福祉」「社会的公平性」の3つの柱を加えた新たな認証システム、「環境再生型オーガニック認証(ROC)」の設立に向けてパイロットプログラムを発足させ、20年の設立を目指している。

 ブロナー・ドクターブロナー社長が「ROC認証があれば、二酸化炭素を地球に戻す農法による商品や農家とのフェアトレード、動物福祉などの活動を行う企業が消費者にも分かる。そうした企業の商品を買うことが環境保護の支援になり、コストを下げることにつながる。世界共通の問題に消費することで意思を示してほしい」と話すと、辻井パタゴニア日本支社長は「『パタゴニア』はアウトドアブランドだが、アウトドアは自然がないと成り立たない。ビジネスを続けるためには、地球からとった分を返していかなくてはいけない。はじめから100を目指すと難しくなるので、例えば食に興味があったら食から、ファッションだったらファッションからという具合に、日本的な“いい加減”で地球のことを考えてみてほしい」と続けた。

 「ドクターブロナー」は、日本では約18年にわたってサハラ・インターナショナルが輸入・販売を手掛けていたが、このほど「ヴェレダ(WELEDA)」や「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」などを取り扱うネイチャーズウェイが独占輸入販売権を取得し、4月1日から日本正規代理店として販売している。