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【バーゼル連載】「グッチ」が進める“みんなが欲しい”ウオッチコレクションづくり

 皆さん、こんにちは。日本から遠く離れたスイスの田舎町バーゼルは今、世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド」の真っ只中です。そこで今日からしばらく、「シャネル(CHANEL)」から「ロレックス(ROLEX)」「ダニエル ウェリントン(DANIEL WELLINGTON)」まで、あらゆるテイストや価格帯の時計が揃う、時計のお祭りについて、コラムを書いてみたいと思います。

ミケーレ&ランダーのタッグが放つ、「グッチ」の“みんなが欲しい”70年代ウオッチ

 「WWDジャパン」と「WWD JAPAN.com」はファッションを中核とするメディアですから、バーゼルについてのコラム連載も、このブランドから始めてみましょう。ファッションの世界で今、1970年代のレトロテイストやロマンティックムードをけん引するトレンドセッター、「グッチ(GUCCI)」の時計です。

 今年「グッチ」は、新クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが監修した時計を、初めてフルラインアップで発表しました。ミケーレは、アクセサリー出身のデザイナー。時計についても興味津々で、自ら監修役を名乗りでたそうです。メゾンでは現在、ミケーレと3人のデザイナーがウオッチ&ジュエリーをデザインしています。

 すでにランウエイではいくつかのコレクション・モデルを発表していますが、いよいよヴェールを脱いだ時計に、心を奪われました。

モチーフ使いがカワイイ!

 まずランウエイで発表したコレクション・モデルは、やっぱりモチーフ使いがカワイイこと!ウエアも同じですが、ミケーレはGGやウェブ(緑と赤、緑の3本線ストライプのことです)、それに自ら積極的に用いるビー(ハチ)のモチーフ使いが、時計でもとっても上手です。いやむしろ、時計は直径わずか4センチの小さな小さな世界ですから、わかりやすいモチーフがたくさんあったほうがいいのかも。その意味でミケーレの、メゾンのアイコニックなモチーフを上手に使う能力は、時計においてもいかんなく発揮されています。写真は、“G-タイムレス オートマティック”コレクション。既存の“G-タイムレス”も、ビーとハート、スターのモチーフと、まるで花のようなロゼットギョシエというダイヤル装飾が加わり、素敵に生まれ変わりました。

次ページ:ウオッチでも「グッチ」の1970年代は健在 ▶

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