ファッション

「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」2014-15年秋冬パリ ”バンド”ひとつで表情がガラリと変わる40’sエレガンス

 今シーズンの「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(GIVENCHY BY RICCARDO TISCH)は、アンドロジナスなムードが影を潜め、非常にフェミニンに。ラッフルをふんだんに使ったひざ丈のシルクシフォンのワンピースなど、1940年代の上流階級のスタイルから着想を得たエレガントな服が並ぶ。もちろんそこには、リカルド・ティッシ流の捻りが存分に効いている。例えば、プリントモチーフの蝶は時にグロテスクなまでに拡大プリントされている。

 キーディテールは、メンズコレクションから登場した幅広のバンドで、バスケットボールのリストバンドやヘッドバンドからヒントを得たもの。レザーやネオプレンなどのバンドをコートの背中やパンツのポケットなどに配している。ブラウスも共布のバンドが肩甲骨の上を渡っている。

 バンドは、優しい服にアクセントを加える役目に加え、今季のポイントであるレイヤードルックを完成させるカギにもなっている。ブラウンレザーのプリーツスカートの腰には、バンドでひっかけるようにノーカラーのジャケットを巻きつけ、重ねている。バンドひとつで服の表情がガラリと変わり強さが加わるからおもしろい。

 アストラカンとフォックス、マラブーの羽根を同じトーンのベージュに染めてパッチワークしたコートなど異なるファーの組み合わせも目立つ。カクテルドレスは、スネークの革やスパンコール刺繍を全面に使ったトップスにチュール×ベルベットのスカートなど、強さと儚さを併せ持つオートクチュール級の手の込んだピースが揃う。

ジバンシィ バイ リカルド ティッシ 2014-15年秋冬コレクション 全ルック

2014-15年秋冬パリ・コレクション関連記事

2014-15年秋冬パリ・コレクション スケジュール

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。