
ヴォートレイル ファッションアカデミー(旧 大阪文化服装学院)のスーパーデザイナー学科で学ぶ学生たちが手掛ける4ブランドが、和歌山ニット産地と共同開発したオリジナル商品を発売する。9月30日から10月6日まで、阪急メンズ大阪のガラージュ D.エディットと高島屋大阪店のCSケーススタディの2店舗で展開する。
産地との協働から生まれた共同開発商品
今回の取り組みでは、学生たちが和歌山ニットの工房を実際に訪ね、職人との対話を通じて産地の技術への理解を深めた上で、それぞれのクリエイションに生かす生地を選定し、各ブランドの世界観に落とし込んだオリジナルアイテムを制作した。6月のブランド選出から始まり、工房訪問や商品制作、百貨店との販売準備を経て今回の会期を迎えている。売場では、共同開発商品に加えて各ブランドの通常アイテムも並び、4ブランドそれぞれの個性豊かな世界観を一度に楽しむことができる。
若きクリエイターを共創する“ROOT C”の取り組み

本企画は、関西発の若きクリエイターを支援し、未来への第一歩を共創するコミュニティ“ROOT C”の一環として実施されるもので、阪急メンズ大阪、高島屋大阪店、和歌山ニット産地、そして学校が一体となり、学生たちに商業の現場での実践機会を提供するとともに、産地が培ってきた技術を広く社会へ発信することを目指している。
出展する4つの学生ブランド
「セコ バイ イツキ セコ(SEKO by ITSUKI SEKO)」
「セコ バイ イツキ セコ(SEKO by ITSUKI SEKO)」は、デザイナーの世古樹が日常の中で見過ごされがちな価値や構造を独自の視点で捉え直し緻密な構造と技術で衣服として再構築する。阪急メンズ大阪 5階 ガラージュ D.エディットで展開する。
「ツバサ ダイコク(TSUBASA DAIKOKU)」
「ツバサ ダイコク(TSUBASA DAIKOKU)」は、デザイナーの大黒翼が「自分のヒーローになる」を掲げ、多層に重ねたグラフィックで着る人の背中を押す一着を届ける。阪急メンズ大阪 5階 ガラージュ D.エディットで展開する。
「リョウタ ウダカ(RYOTA UDAKA)」
「リョウタ ウダカ(RYOTA UDAKA)」は、デザイナーの宇髙稜太が「主人公として生きる」をテーマに、手作業の加工で一点ずつ表情の異なる服を生み出す。高島屋大阪店 3階 CSケーススタディで展開する。
「コゾノ テルヒサ(KOZONO TERUHISA)」
「コゾノ テルヒサ(KOZONO TERUHISA)」は、デザイナーの小薗輝久が「語らないアイデンティティ」を掲げ、手織りのディテールで世界観を綴る。高島屋大阪店 3階 CSケーススタディで展開する。
百貨店バイヤー・ショップマネージャーからのコメント
岸田昂大・阪急メンズ大阪 ガラージュ D.エディットのバイヤーは、「初回選考プレゼンから学生の皆様の真剣な眼差しやクリエイションに毎度驚かされた。工場訪問から創り出されたアイテムと店頭での熱い接客を楽しみにしている」とコメントを寄せた。また、小池佑歩・高島屋大阪店 CSケーススタディのショップマネジャーは、「未来を担うクリエイターとの取り組みは良い刺激となった。お客様に熱意が伝わるのが待ち遠しい」と期待を語った。