ファッション

TSIが「キャス・キッドソン」事業を終了 英100%出資の日本法人に譲渡

 TSIホールディングスは14日、子会社のサンエー・インターナショナルが手掛ける英ブランド「キャス・キッドソン」事業を8月末で終了すると発表した。店舗および商品などの事業資産は、英キャス・キッドソン社が100%出資する日本法人キャス・キッドソンジャパンに譲渡される。英キャス・キッドソン社から事業運営したいとの申し出にサンエーが応じた。

 「キャス・キッドソン」は2002年からユナイテッドアローズ(UA)が日本に導入し、輸入販売および店舗展開を手掛けたのち、11年春にサンエーに事業が移管された。サンエーはUAから引き継いだ時点で6店舗だった直営店を33店舗に拡大していた。TSIは「事業資産の譲渡を含めて2016年2月期の当社連結業績に与える影響は軽微」としている。

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