サステナビリティ

DHLが廃棄ユニフォームをバッグにアップサイクル 「サブジェクト」と協業

国際エクスプレスの大手、DHLジャパンは、ファッションブランド「サブジェクト(SUBJECT.)」と協業し、DHLの廃棄予定ユニフォームをアップサイクルバッグへと生まれ変わらせるプロジェクトを始動した。

このプロジェクトは、「SEEKER CREATIVE STUDIO」を主宰する坂尾正中デザイナーの発案によるもので、廃棄されるはずだったユニフォームに新たな命を吹き込む。第一弾コレクションは、6月10日からブランド公式ウェブサイトで販売。DHLの環境配慮型国際輸送サービス「DHL GoGreen Plus」を活用して世界中へ販売される。

本コレクションの製作には、兵庫県豊岡市のバッグ工房や岡山県倉敷市の熟練職人が参画。また、売上の一部はNPO法人「メイドインジャパンプロジェクト」へ寄付され、地域産業や伝統技術の継承にも寄与する。

DHLジャパンのトニー・カーン代表は、「私たちのユニフォームには、グローバル輸送の最前線で働くスタッフの誇りが刻まれている。それが新たな価値を持つ製品として蘇ることは非常に意義深い」と語る。「環境負荷を抑えつつ、日本のスモールビジネスを世界へ後押しできることを嬉しく思う」ともコメントしている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025-26年秋冬ウィメンズリアルトレンド 優しさの中に強さを潜ませて【WWDJAPAN BEAUTY付録:プレミアムフレグランスが活況 香水砂漠は香り沼になるか】

百貨店やファッションビルブランド、セレクトショップの2025-26年秋冬の打ち出しが出そろいました。今季は、ランウエイで広がった”優しさ”や”包容力”を感じさせるアイテムやスタイリングがリアルトレンド市場にも波及しそうです。一方、今春夏に「クロエ(CHLOE)」がけん引したボーホーシックなスタイルは、やや勢いが弱まっています。特集は、”売れる服”を作る4つのポイントと題し、「ムード」「カラー」「ス…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。