ファッション

「ランバン ラボ」第1弾、起用する米ラッパー、フューチャーの誕生日に販売開始

ランバン(LANVIN)」は、さまざまな分野のクリエイターを招へいする新たなプロジェクト「ランバン ラボ(LANVIN LAB)」の第1弾として、クリエイティブ・ディレクターに起用したラッパーのフューチャー(Future)とのコレクションを11月20日に発売した。同日は、フューチャーの誕生日でもある。

音楽をテーマにした今回のコレクションはユニセックス向けで、フューチャーが得意とするレイヤードやテーラリングの要素を取り入れたウエアに、独特なセンスのアクセサリーを加えたラインアップ。フェイクファーの帽子はサングラスを合わせたり、フードを重ねたりその上に被ったり、オリジナルな着こなしも提案する。ベルトやバッグ、グローブ、レザーグッズなどには、随所にメタルのアクセントをプラス。「ランバン」のアーカイブを参考にしたレザージャケットは、メタリックなスタッズを刺しゅうし、星座を表現。また、1930〜40年代の「ランバン」の香水キャンペーンのタイポグラフィをデニムにプリントするなど、メゾンの歴史を再解釈した。またスリッパとピロー、マスクで構成するスリープセットに加えて、フューチャーによるスニーカー“カーブ 3.0(Curb 3.0)”も登場する。コレクションは今後、来年はじめにかけて数回にわたりアイテムをリリースする予定だ。

コレクションのシンボルとするのは、イーグル(ワシ)とスター(星)。イーグルは勇気と威厳、真実を呼び起こすとともに、⿃の⽬線で高く飛ぶという意味を持ち、スターは保護し、⼒を与え、前進する道を導くという思想を取り入れた。フューチャーは、「このコレクションでは、着たときに何かを感じられる雰囲気をつくった。『ランバン』の創業者ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)は、彼女の人生とライフスタイルからインスピレーションを得ていたというが、その点では私たちも同じで、経験からクリエイティブを考えた」とコメントしている。

「ランバン ラボ」は、メゾンの歴史ある伝統と規範を明確に表現し拡⼤するために、さまざまな分野のクリエイターを起用し、夢と遊びの空間を提供するという新たなプロジェクト。

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