ファッション

原宿に旗艦店をオープンする「フェンダー」が新アパレルラインもスタート 島津由行を起用

ギター/ベースの大手メーカー「フェンダー(FENDER)」が6月30日、初の旗艦店「フェンダーフラッグシップ東京(FENDER FLAGSHIP TOKYO)」を東京・原宿にオープンする。

同店は、原宿の象徴的な商業ビル「ジ アイス キューブス(THE ICE CUBES)」の地下1階から地上3階の全4フロア構成。地下1階ではカリフォルニアのコーヒーブランド「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ(VERVE COFFEE ROASTERS)」が監修する、「フェンダー」初のオリジナルカフェを併設し、オリジナルコーヒーや紅茶、フードを提供する。エドワード・コール(Edward Cole)社長アジアパシフィック統括は、「 “楽器を売る”だけではなく、“音楽を愛するすべての人が気軽に立ち寄り、楽しめるストア”を目指す」とコメント。新たな音楽とカルチャーのトレンド発信地を目指す。

地上1階では、ギター/ベースの他、新アパレルブランド「エフ・イズ・フォー・フェンダー(F IS FOR FENDER)」を取り扱う。フロアの5分の1程度の面積を割き、積極的に販売する。ファッションディレクター&スタイリスト、デザイナーの島津由行をクリエイティブディレクターに迎え、高品質な日本製生地のみを使用して国内で製造することにこだわる。島津クリエイティブディレクターは「一旦ロックから離れ、自由にデザインした」とコメント。その一方で、ピックを入れやすいようにポケットを斜めにデザインしたシャツなど、自らもギター/ベースを弾く島津クリエイティブディレクターが「そうだったらいいな」と考えるデザインを施した。エドワード・コール社長アジアパシフィック統括は「『フェンダー』が更に上のステージに辿り着くための起用。これを機に音楽業界全体が盛り上がれば」とコメントした。

5月10日のメディアイベントでは「フェンダー」の新進ミュージシャンをサポートするアーティスト開発プログラム「Fender NextTM」の2023年度アーティストに選ばれたチリビーンズ(Chilli Beans.)が登場。メンバー全員が「エフ・イズ・フォー・フェンダー」のTシャツを着用し演奏した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。