ファッション

「ラルフ ローレン ホーム」で暮らしに彩りを ファッションからインテリアまでライフスタイル全体を提案した”ラルフズ ミラン”

 2022年「ミラノ サローネ」の期間中にイタリア・ミラノの街に現れた“ラルフズミラン”は、来場者を「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」が描く映画のような世界へと導いた。まるで、ラルフ・ローレン自身の邸宅のような空間には、アメリカン・トラディショナルをベースに、クラシック、エレガントなどの要素を融合させ、熟練のクラフツマンシップで仕上げられた唯一無二の世界が広がっていた。

 「ラルフ ローレン」は1967年に、アメリカ・ニューヨーク出身のラルフ・ローレンが、ハンドメイドで仕立てられた斬新な幅広のネクタイを発表して脚光を浴びたのが始まりだ。以降、メンズ、ウィメンズ、チルドレンとコレクションを広げ、83年には、ファッションデザイナーが手掛ける初のフルラインのホームコレクションである「ラルフ ローレン ホーム(RALPH LAUREN HOME)」が登場。同ブランドの家具や照明、クリスタル、シルバーウエア、ファブリック、ベッドリネンなどにはアメリカ西部の魅力やハリウッドの華やかさ、そして、英国風邸宅の壮麗さが息づいている。今でこそ、さまざまなブランドが“ライフスタイル”の提案に力を入れているが、そのパイオニアが「ラルフ ローレン」といっても過言ではない。ファッションとインテリアの双方に共通するアメリカン・トラディショナルは、ブランドの誕生から半世紀を超えた現在も世界中で高い支持を得ている。

映画のような世界に誘う“ラルフズ ミラン”

 「ラルフ ローレン」の世界観を体感できるイべントが6月のミラノデザインウイークで開催された。アメリカンライフスタイルと時代を超越したデザインを祝う場所として、1週間「ラルフ ローレン」 のミラノ本社である“パラッツォ ラルフ ローレン”が“ラルフズミラン”へと姿を変えたのだ。それについて、創業者 ラルフ・ローレンは、「私は、世界中の人々が夢を実現する姿にインスパイアされてきた。とりわけミラノの街の洗練された美しさと歴史が私の琴線に触れた。ミラノの中心部で、華麗なパラッツォに住むという私の個人的なビジョンを、来場者と共有できることに興奮している」とコメント。

 1999年から「ラルフ ローレン」のミラノ本社として使用されている“パラッツォ ラルフ ローレン”はミラノの街の喧騒から離れ、壮麗さを備えると同時にプライバシーも併せ持つ場所だ。 “ラルフズミラン”に一歩足 を踏み入れると、「ラルフ ローレン」の神髄であるアメリカンスタイルの感性が至る所に反映されている。それぞれの家具は、時代や国境を越えて愛されるクラシックに敬意を表しつつ、マホガニー材や 真ちゅう、バーニッシュレザーなどの高級感のある素材をベースに、タータン、ペイズリー、ゼブラプリントを上品にミックスさせて、全体的にエレガントにまとめている。ロマンチックなフラワーアレンジメントがくつろぎともてなしの空間を演出し、アートやアンティークが重厚感をプラスしている。ローレン自身の先駆的なライフスタイルのアプローチや、イマジネーションが集約された空間だ。

日本でも展開しているベディング

 “ラルフズミラン”では、「ラルフ ローレン」のシグニチャーがちりばめられたインテリアと共に、2022年秋のホームコレクション“パラッツォ コレクション”の発表が行われた。日本でもおなじみのベディングにも新作“ベッドフォード”シリーズが登場。「ラルフ ローレン」ならでは、コンフォーターカバーからピローシャム、各種ピローまでトータルでコーディネートできるのが魅力だ。12月中旬には、東京・表参道でも、「ラルフ ローレン ホーム」のショールームが完全予約制でオープン予定だ。優れたクラフツマンシップと、「ラルフ ローレン ホーム」の時代を超えた世界観に触れられる場所になっている。

ライフスタイルを彩る
アイテムの数々

 「ラルフ ローレン ホーム」では、ギフトに最適なホリデーコレクションや“おうち時間”を充実させるインテリアアイテムが豊富にそろう。「ラルフ ローレン」のシグニチャーのタータンチェックのボックスに入ったホリデーキャンドルは、常緑樹、レッドカランと、ジュニパーベリーの華やかな香りが特徴だ。冬に重宝するスロー ブランケットはネイビーとキャメルの2色。ウォルナット材とカーボンファイバーレザーを使用したチェスセットなどのゲームアイテムも豊富。

問い合わせ先
ラルフ ローレン
0120-3274-20