
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップの総合1位を獲得したのは、「エレガンス(ELEGANCE)」の“ラ プードル オートニュアンス”。「インバウンド需要に加え、SNSでの口コミによる人気も高い」とバイヤーは言う。2位は「ナーズ(NARS)」の“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N 5894”、 3位も前期の同部門に続いて「ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)」の“プロテクティング ファンデーション プライマー”が入った。新製品の1位は「コスメデコルテ(DECORTE)」の“ゼン ウェア フルイド”でバイヤーは「24時間よれないことでマスク生活でも人気。SNSの口コミなどでの話題もヒットに後押しした」と話す。2位に「ディオール(DIOR)」の“ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ”。3位は「ナーズ」の“ライトリフレクティング ファンデーション”という結果となった。
バラエティー・ドラッグストア総合首位は、前期と同じ「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデアXL プロテクショントーンアップ ローズ”が首位を防衛。「トーンアップクリームでは断トツの人気アイテム。シリーズの中でローズとトーンアップUVは半々の売り上げだったが、ここ半年程でローズの需要が増え1番人気に。マスクから出ている肌とのバランスもあるためか、ナチュラルにトーンアップできるものを求める傾向へ変化している」とはバイヤーは述べる。2位は「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」の“スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> ”、3位の「マキアージュ(MAQUILLAGE)」の“ドラマティックパウダリーEX”も前期2位をマークしたヒット作だ。新製品1位は、「アンドビー(&BE)」の“UVプライマー”が獲得。「今、最も勢いのあるブランドの一つと感じる「アンドビー」待望の新製品“UVプライマー”はこれぞ『河北メイク』と思わされたプライマー。発売時はわずか数日に全店で完売してしまう程の人気で、現在も品切れ状態が続いている。早くも今年のベストコスメ候補ナンバーワンで間違いなし!と言える」ほどの売り上げと話す。同じく1位に「アンドビー」の“クッションファーデーション”がマーク。「イハダ(IHADA)」の“薬用フェイスプロテクトパウダー”、「インテグレート(INTEGRATE)」“フラットスキンメーカー UV”の2品が同率3位だった。
ECは、4アイテムが同率首位で混戦。「コスメデコルテ」の “フェイスパウダー”、「M・A・C」の“ミネラライズ スキンフィニッシュ”、「ラ ロッシュ ポゼ」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップローズ ピンク”、「ナーズ」の“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415”。新製品1位は総合でも首位を獲得した「ナーズ」の“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415”。2位は「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」“ヴォワールルミヌ”、3位は「マキアージュ」の“ドラマティックエッセンスリキッド”だった。(価格は全て税込)
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1位
“ラ プードル オートニュアンス”
「エレガンス」
5色のペールカラーを計算されたバランスで構成してワンパレットに配したフェイスパウダー。軽やかな仕上がりで高いカバー力を持った化粧膜は、キメの乱れや毛穴などの肌悩みを解消。繊細なパウダーでつるんとキメ細かい肌に仕立てる。明るく澄み切った肌へ。セミマットタイプ4種、ツヤタイプ2種をラインアップ。(全6種、各8.8g、各1万1000円/レフィル、各9900円)
2位
“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N 5894”
「NARS」
独自のトランスルーセントパウダーが光を反射。肌の透明感を高めて、小じわや肌悩みを消し去る。微細なパウダーは、ベースメイクを仕上げるためだけでなくテカリの気になった時にさっと一筆すれば瞬く間にルミナスティックな肌へとチェンジ。あらゆる環境下でもヘルシーでナチュラルな肌色をかなえる、魔法のプリズムパウダー。(10g、5500円)
3位
“プロテクティング ファンデーション プライマー”
「ポール & ジョー ボーテ」
ブランド史上最高レベルのUVカット効果を備えた化粧下地。美容液にも似たみずみずしい付け心地で透明感のある仕上がりをキープする。水に溶けるようにカプセル化したUV吸収剤カプセル、白さのないトランスペアレントUVパウダー、スキンフィットオイルを配合することで高い紫外線防御効果と美しい仕上がりを可能にした。曇りのないクリアな艶肌を演出する。SPF50+・PA++++(全2色、各30mL、各3850円)
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1位
“ゼン ウェア フルイド”
「コスメデコルテ」
日本の美学の一つである禅の教えに着目し、和墨から着想を得た独自の「スミテクノロジー」を用いたリキッドファンデーション。毛穴や赤味、色ムラ、シミ、凹凸などのあらゆる肌悩みをカバーしながら、重ねてもムラにならない「MULTI-7-PROOF処方」を採用。高温多湿の環境下でも、24時間つけたての美しさをキープ。(全18色、各30mL、各6600円)※グローバル展開は全40色
2位
“ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ”
「ディオール」
2007年のデビューから15年を経て、処方を新たにリニューアル。変化し続ける生活環境を反映したロングラスティングとスキンケア、美肌のそれぞれの効果を高め、従来品よりもクリーンなフォーミュラを採用した。明るく艶やかでふっくらした美肌に導くのは、高輝度オイル、保湿成分、ソフトフォーカスパウダーを絶妙なバランス。24時間つけたままの発色を保つ。SPF20・PA+++(全11色、各30mL、各6820円)
3位
“ライトリフレクティング ファンデーション”
「ナーズ」
光の反射を応用したハイブリッドフォーミュラを処方したリキッドファンデーション。スキンケアアイテムかのような構成で、成分の70%を占め、空気中のちりやほこりからも肌をガードする。肌の潤いを支えるバリア機能をサポートする。重ねづけ可能なミディアムカバレッジ設計で、つけていることを忘れてしまうほどの軽やかさで自分の肌のようなナチュラルな仕上がり。肌の弱点を美点にシフト。(全15色、各30mL、各6600円)


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1位
“UVイデアXL プロテクショントーンアップ ローズ”
「ラ ロッシュ ポゼ」
敏感肌にも使えるUV下地として18年にデビューし、“ローズ”は20年3月発表の新色。マルチパーパス設計で、最高のUV防御力の化粧下地はトーンアップ効果とスキンケア効果を備える。素肌と見紛うほどの自然な血色感の上品な仕上がりで、エイジングケアを考えたスキンケア成分を配合。角質層のバリア機能を整える。長引くマスク生活によって敏感に転びやすくなった肌の救世主。SPF50+・PA++++(30mL、3740円)
2位
“スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> ”
「プリマヴィスタ」
蒸し暑い時期の汗や皮脂に負けず、化粧崩れしにくいUV化粧下地。マスクの着用によりムレやテカリを感じやすいとの声に応えるアイテム。耐皮脂性のある柔らかな膜が均一に密着。独自のオイルコントロール処方が夕方までテカリのない肌を約束する。今年5月にはパワーアップしたSPF50版も全4種を擁して発表した。SPF20・PA++(全2色、各25mL、各3080円 ※編集部調べ)
3位
“ドラマティックパウダリーEX”
「マキアージュ」
ムースプレス製法でふんわりとした透明感を付すパウダリーダンデーション。独自開発のつや仕込みパウダーを新配合し、テカリを感じさせない自然なつやが特長。保湿成分スーパーヒアルロン酸、肌荒れを防ぐスキンケアパウダーを配合することで健やかな肌を目指した。ブルーライトをカットし、マスク崩れすることのない処方も好評。中でもカラー「オークル10」が人気。SPF25・PA+++(全8色、各9.3g、各3300円)
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1位
“UVプライマー”
「アンドビー」
艶肌補正、日焼け止め、美容液の 3役を一本に備えた化粧下地。潤いを帯びた透明感を与える微細パールを高配合。ピンク、ゴールド、シルバーのミックスパールが肌のくすみを抑えてフレッシュな肌色に補正する。みずみずしい仕上がりで毛穴やシミ、シワなどのストレスを和らげる。鉱物油、紫外線吸収剤、石油系界面活性剤などのノンケミカル処方でクレンジングは不要、石けんでオフできる。SPF50+・PA++++(36g、2750円)
1位
“クッションファーデーション”
「アンドビー」
肌悩みやトラブルなどのアラを毛穴までしっかりカバーする、ノンケミカル処方のファンデーション。軽やかで明るい、透明感のある仕上がりはほんのりとした、品のある仕上がり。その美しいセカンドスキンは凹凸のない、つるんとした陶器のよう。大気汚染などの外的環境から守り抜く保湿成分を高い数値で配合。2色を展開し、中でも「ライトベージュ」が人気。SPF24・PA+++(全2色、各12g、各3520円)
3位
“薬用フェイスプロテクトパウダー”
「イハダ」
肌あれ要因から肌を強力にガードする、薬用フェイスパウダー。紫外線にブルーライト、花粉やほこり、PM2.5などの微粒子などの肌の大敵を排斥。抗肌あれ有効成分と美白有効成分を配合して肌荒れやニキビ、シミやソバカスも防ぐ。その優れたスキンケア効果にあわせ持たせたメイクアップ機能はベタつきやテカリを抑制。デリケートな肌でもデイリーユースが可能だ。【医薬部外品】SPF40・PA++++(9g、1980円 ※編集部調べ)
3位
“フラットスキンメーカー UV”
「インテグレート」
日中用保湿液、化粧下地、ファンデーションの3役を担う、透明ファンデーション。微細ミネラルパールと凹凸補正パウダーが肌理の美しさまで計算したさらさらの肌をかなえ、長時間キープ。つけている間、潤い続けるのは、高美容保湿液成分の力。外出時はもちろん、屋内でも活躍するライトなメイクの心強い味方。SPF50+・PA++++(25mL、1320円)※数量限定発売


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1位
“フェイスパウダー”
「コスメデコルテ」
ふわりと滑らかな質感は、しっとりと肌に溶け込むようにフィットするフェイスパウダー。最高級のシルクパウダーを配合した処方で、毛穴や凹凸などの悩みを自然に押し包むように、ソフトフォーカス効果を実現。肌理の細かい、滑らかな肌が長時間キープする。パフ付き。(全6色、各20g、各5500円)
1位
“ミネラライズ スキンフィニッシュ”
「M・A・C」
輝きのある、みずみずしいフェイスパウダーはハイライト効果を併せ持つ。肌を保湿してハリを保つ、酵母エキスを含んだミネラルインフューズドウォーターとパウダーを混ぜ合わせ、窯焼きすること24時間。ピンク、ブルー、イエロー、オレンジなど数種のピグメントをブレンドすることで生まれるマーブル状のカラーは、クリアに発色して肌のトーンを補正。(全6色、各4730円)
1位
“UVイデア XL プロテクショントーンアップローズ ピンク”
「ラ ロッシュ ポゼ」
敏感肌にも使えるUV下地として18年にデビューし、“ローズ”は20年3月発表の新色。マルチパーパス設計で、最高のUV防御力の化粧下地はトーンアップ効果とスキンケア効果を備える。素肌と見紛うほどの自然な血色感の上品な仕上がりで、エイジングケアを考えたスキンケア成分を配合。角質層のバリア機能を整える。長引くマスク生活によって敏感に転びやすくなった肌の救世主。SPF50+・PA++++(30mL、3740円)
1位
“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415”
「ナーズ」
高い支持を得る、ブランドを代表するアイテムの一つとなった「ライトリフレクティングセッティングパウダー」のルースパウダータイプ。ミネラルパウダーや独自の「ライト・リフレクティング・コンプレックスTM」を配合。レフ板のように働き、肌に透明感を与え、均一な肌に仕上げる。マスクの着用などで乾きがちな肌をみずみずしく保つ。ポータビリティーに優れたミニサイズは外出時に活躍。(3g、2530円)
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“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415”
「NARS」
高い支持を得る、ブランドを代表するアイテムの一つとなった「ライトリフレクティングセッティングパウダー」のルースパウダータイプ。ミネラルパウダーや独自の「ライト・リフレクティング・コンプレックスTM」を配合。レフ板のように働き、肌に透明感を与え、均一な肌に仕上げる。マスクの着用などで乾きがちな肌をみずみずしく保つ。ポータビリティーに優れたミニサイズは外出時に活躍。(3g、2530円)
2位
“ヴォワールルミヌ”
「クレ・ド・ポー ボーテ」
輝くような明るさのある、澄んだ肌に導く美白化粧下地。紫外線や乾燥などの外的ダメージから肌をガードする。メラニンの生成を抑制してシミやソバカスの発生を食い止める、美白有効成分「4MSK」を配合。メイクアップとスキンケアを両立させる独自の技術、ライトエンパワリングエンハンサーがトーンアップしたかのような肌へと仕上げる。【医薬部外品】SPF38・PA+++(30mL、7150円)
2位
“ドラマティックエッセンスリキッド”
「マキアージュ」
乳化技術、美肌効果、浸透型美容液の3つの要素を与えたリキッドファンデーション。毛穴の凹凸を消し去りながらピタッと密着。新たに採用した乳化技術を用いることで、スムーズな使用感を実現。浸透型うるおい美容液が毛穴の奥まで届き、生命力あふれる表情を宿す。マスクの着用による崩れを防ぐ設計も今のムード。SPF50+・PA++++(全5色、各25mL、各3520円 ※編集部調べ)
忖度なしで売れた製品を称えましょう!
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 クレンジング・洗顔部門1位は「エスト」「デュオ」「スリー」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 化粧水部門1位は「イプサ」「Nオーガニック」「コスメデコルテ」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 美容液部門1位は「ハク」「シャネル」「トーン」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 乳液・クリーム部門1位は「アルビオン」「VTコスメティックス」「カネボウ」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 アイメイク部門1位は「スック」「ハニーロア」「エトヴォス」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 リップメイク部門1位は「シャネル」「ディオール」「ケイト」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 ボディーケア部門1位は「シャネル」「シロ」「ヴァセリン」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 メンズコスメ部門1位は「シセイドウ メン」や「ギャツビー」「スリー」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 美容機器&ツール部門1位は「ジョンマスターオーガニック」「リファ」「ウカ」など
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 フレグランス部門1位は「ジョー マローン ロンドン」や「フィアンセ」
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 スタイリング剤部門1位は「ダヴィネス」や「ダイアン」
「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 シャンプー・コンディショナー部門1位は「ジョンマスターオーガニック」や「ハル」「ヴェレダ」
TEXT:AKIRA WATANABE