ファッション

海外バイヤーが評価する2015−16年秋冬パリ・コレクション

重厚な色と素材 ヴィクトリア調からパンクまで1970年代ムードが席巻

 パリ・ファッション・ウイークでは、ジョン・ガリアーノによる「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」初のプレタポルテや、「シャネル(CHANEL)」「ジバンシィ バイリカルド ティッシ(GIVENCHY BY RICCARDO TISCI)」、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」などが好評だった。アイテム別では、マキシ丈のコートやケープ、ファーなどのアウター類が豊作だった他、1970年代風のクロップドパンツやレースのドレス、タートルネック、大ぶりのイヤリングなどがトレンドだ。多くのバイヤーはパリでの買い付けに予算の比重を大きく置いており、今季は予算を拡大するという声も聞かれた。

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ニーマン・マーカス

 今回のパリ・ファッション・ウイークはセンセーショナルなもので、買い付けたいアイテムも多かった。1970年代のサイケデリックやボヘミアン、ヴィクトリア調に加え、76年のパンクムーブメントの出現までをも思わせるスタイルも登場し、印象的だった。

プランタン

 色調や素材、シルエットに至るまで、ダークトーンと重厚感に包まれたシーズン。ジャカードやベルベット、ツイードや厚手のブークレウールなどの重みのあるマテリアルが多用された。また、ファーやレースといったフェミニンな要素も多かった。今季はパリでの買い付け予算を拡大した。

バーニーズ ニューヨーク

 ドレッシーとカジュアル、シャイニーとマットなど、対極にある要素が美しく共存したコレクションが多かった。あらゆる時代からインスピレーションを受け、現代風にアップデートしたコレクションは、新鮮でわくわくするものだった。

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