オーストラリア発のオーガニックスキンケアブランド「ジュリーク(JURLIQUE)」は、主軸ライン“ジュリークローズ コレクション”を2019年の誕生以来初めてリニューアルする。現行の4品の中でクリームを除く、フェイスオイル“RO フェイスオイルN”(50mL、8000円)、美容液“RO セラムN”(30mL、7300円)、乳液“RO エマルジョンN”(50mL、6000円)を9月1日に発売。パッケージはそのままに、独自のローズ2種を活用した新たな処方設計でストレス過多の現代社会における肌と心のケアを訴求する。普遍的な肌悩みである乾燥をアプローチの軸に据え、客層の拡大を図る。
“ジュリークローズ コレクション”
同コレクションは、オーガニック自社農園で育てた2種のオリジナルローズ“ジュリークローズ”“インテンスローズ”を配合。世代を超えた肌悩みである乾燥に着目し、外的ストレスや肌バリア機能の低下、肌内部の水分保持力の低下、肌表面の水分不足が連鎖する状態を“乾燥ループ”と捉えて開発した。
独自の超臨界CO2抽出法で抽出した“ジュリークローズ”のエキスを採用し、潤いを与え、滑らかで艶やかな肌に整える。25年に発表した新たなオリジナルローズ“インテンスローズ”のエキスも加え、独自の“トリプル ハイドレイティングシステム”で潤いを保つ、巡らせる、守るの3方向から肌にアプローチ。さらに、オリジナル複合植物抽出液“ビードロップ”を配合し、肌の健やかな輝きを底上げする。香りは、みずみずしい朝摘みローズをイメージした自然由来香料100%の新ローズフレグランスを採用した。
「ジュリーク」は1985年に南オーストラリアで誕生し、97年に日本に上陸した。ローズは創業以来、ブランドを象徴する植物の1つとしてきた。“ジュリークローズ コレクション”は19年8月に発売して以降、今回が初めてのリニューアルとなる。
新たな体制のもと
主軸刷新で認知拡大へ
同ブランドは26年3月、ジュリーク・ジャパンからポーラ・オルビスグループの海外事業を統括しているピーオーグローバルに運営会社を変更した。同社の和地丈太郎・取締役兼事業担当事業推進部長は「体制は変わっても、『ジュリーク』が40年以上大切にしてきた理念やものづくりの姿勢は変わらない」と発表会でコメント。現代を「大きな変化の時代」とし、肌・心・体へのストレスを抱える現代人に対してブランドのスキンケアとして何ができるかと考えたことがリニューアルの経緯だと説明した。
現在、直営店として伊勢丹新宿本店とジェイアール京都伊勢丹店を展開するが、ECの販売比率が高い割合を占めており、今後もオンラインを強化する。同時に、ホテルアメニティなどBtoB領域にも注力し、ラグジュアリーホテルやグランピング施設などでの展開を広げていく。中心客層は長年ブランドを支持する50代であるものの、今回のリニューアルを皮切りに、ストレスや環境変化による肌悩みに向き合う幅広い世代へのアプローチを強化する意向だ。
和地取締役は「われわれの歴史は植物と向き合い続けたきた41年の歴史。土を育み、植物を育て、その可能性を探究してきたからこそ、単なるオーガニックブランドを目指していない」と強調。「植物の力や価値を研究によって確かめ、その確かな知見とともに多くの人に届けていくことでオーガニックブランドのその先へと成長していきたい」と意気込んだ。