ファッション

テーマは”着られるアート” 「ヴィクター&ロルフ」がクチュールピースの展覧会開催

 「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」は10月21日から2月までメルボルンのビクトリア国立美術館で「ヴィクター&ロルフ:ファッション アーティスト(Viktor & Rolf: Fashion Artists)」展を開催する。ウエラブルアート(着用可能なアート)をテーマに、35以上のクチュールピースを展示。デザイナーのヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)とロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)の初期の作品や2人のデザインを着用したアンティーク人形もディスプレーする。

 同展はジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)やフォトグラファーのピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)の回顧展を手がけたティエリー・マクシム・ロリオ(Thierry-Maxime Loriot)がキュレーターを務める。ロリオは「今回の展覧会は回顧展ではない。『ヴィクター&ロルフ』のクリエイションを展示するコンテンポラリーなインスタレーションだ」とコメントした。

 2人がオーストラリアで大規模な展覧会を開催するのは初めてだ。なお、2月以降はオーストラリア国外でも開催する予定だ。
LAURE GILBAULT
訳 WWDジャパン編集部

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