ファッション

資生堂パーラーが25年ぶりにパッケージとレシピを刷新

 資生堂パーラーは10月1日、洋菓子シリーズおよび包装デザインを25年ぶりに全面刷新する。新製品2品を含む全商品は、従来品よりも吟味した材料を採用しレシピを進化させ、さらなる美味しさや食べやすさを実現する。

 洋菓子シリーズと包装デザインの刷新は、1990年に日本を代表するグラフィックデザイナー仲條正義が手掛けて以来となる。「洋菓子はギフトとしての利用も多く、食べやすく配りやすい個包装を採用した。また、インバウンド需要で訪日外国人客が2割増となり、海外の人も視野に入れた『日本らしさがありつつも力強い』パッケージを目指した」(小番千栄・資生堂パーラー経営企画本部事業企画部広報グループ)と刷新することになった。テーマは、「銀座アヴァンギャルド」。時代にそくして個性的にチェンジすることで、銀座から日本を強く元気づけたいという思いが込められている。

 今回のデザインも仲條グラフィックデザイナーが担当。ハンディーバック、包装紙、パッケージは、資生堂が体現してきた銀座文化を想起させるデザインを作り上げ、"誇りを持って世界に発信できる日本らしさ"を表現する。これまでのクラシックな印象の中にもポップなイラストを採用するなど「パッケージで商品の中身が想起できる」(同)仕様としているのも特徴の一つ。

 製品は「チーズサブレ」「キャレドゥ」(チョコレートケーキをチョコレートでコーティングした菓子)を新たに加え、全11品をそろえる。

■資生堂パーラー「チーズケーキ」
価格:850〜4100円
■同「ブランデーケーキ」
価格:1800円
■同「ラ・ガナシュ」
価格:1100〜2200円
■同「ショコラヴィオン」
価格:1000〜2000円
■同「ビスキュイ」
価格:1500〜3000円
■同「チーズサブレ」
価格:1000円
■同「花椿ビスケット」
価格:1500〜2500円
■同「サブレ」
価格:1000円

発売日:2015年10月1日

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