ファッション

「カルヴェン」2014-15年秋冬パリ シュールモチーフを40年代のクラシックスタイルにのせて

 「カルヴェン(CARVEN)」は、元ゴブラン織りの工場で、今はゴブラン織りを展示する美術館とし利用されているギャラリー・デ・ゴブランを会場に選んだ。

 

 今季の着想源となったのは、1940年代のヨーロピアン・スタイル。いつもよりも少し大人びたカルヴェン・ウーマンを表現した。序盤は、バーガンディやサフラン、ピンクなど、1色でまとめたウールジャケットとミッドカーフもしくはミニ丈のスカートのセットアップや、ハイウエストのミニドレスが並ぶ。水平に走るショルダーラインや共布の太いベルトはクラシックなムードを醸し出すが、ジャケットやスカートにシルバーのファスナーを用いたり、弓形に開いたポケットの中からレオパードやラメを覗かせることで、モダンな印象を加えている。

 

 中盤からは、そこにアーウィン・ブルーメンフェルドやフランシス・ピカビア、マン・レイなどからヒントを得たダダイズムの要素をプラス。手と花のシルエットモチーフを重ねたプリントを始め、人のシルエットの大きなワッペン、写真とモチーフのコラージュ、クリスタルやゴールド刺繍の矢など、シュールでどこか可愛らしい装飾をクラシックなスタイルにのせた。

 

 また、今季はファーを用いたラグジュアリー感のあるアイテムも多く提案。ただ、ラビットファーをアストラカンのように仕立てたり、リアルとフェイクをミックスしたりして、コンテンポラリーなブランドらしくスタイルと価格のバランスをとっているようだ。

 

【カルヴェン?2014-15年秋冬コレクション 全ルック】

【2014-15年秋冬パリ・コレクション関連記事】

【2014-15年秋冬パリ・コレクション スケジュール】

CARVEN x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2027年春夏ミラノコレ詳報 「グッチ」や「プラダ」に見るブランドコードの磨き方

「WWDJAPAN」10月12日発売号は、2027年春夏ミラノ・コレクション特集です。有力ブランドの最新コレクションを豊富なルック写真とともに分析。デザイナーへのインタビューや海外バイヤー評を交えながら、今シーズンのミラノを多角的に読み解きます。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。