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密着フィットで、跳ねまくる 「アディダス」から宇宙に着想した“ウルトラブースト 20”が誕生

 「アディダス(ADIDAS)」は、宇宙からインスパイアされたパープルのシャイニーカラーが特徴的なランニングシューズ“ウルトラブースト トゥエンティー(ULTRABOOST 20以下、UB20)”を12月に発売した。価格は2万2000円で、サイズ展開は22.0〜31.0cm。全国のアディダス ブランドコアストア各店や公式オンラインストアのほか、エービーシー・マート(ABCマート)各店、アトモス(ATMOS)各店で取り扱っている。

 “UB20”は、11月にパートナーシップを締結した国際宇宙ステーション(以下、ISS)米国国立研究所の協力を得て開発・デザインされている。構造はスペースシャトルに着想しており、アッパーにはミリ単位で繊維を配置することができる“テーラードファイバープレースメント(TFP)”技術を用いたプライムニットアッパーを採用。これにより足全体を包み込んで程よいフィット感を実現し、蹴り出しから着地までをサポートする。ミッドソールには、従来までの“ウルトラブースト”シリーズよりも“オプティマイズド ブースト(OPTIMIZED BOOST)”フォームを20%増量することで反発力を生み出し、“トルションスプリング”も内蔵してより少ない力での推進を可能にした。さらに、足の動きに合わせてサポートするようにデザインされた“3D ヒールフレーム”をヒール部分に配してホールド感を向上させ、アキレス腱のサポートも行う。

 サム・ハンディ(Sam Handy)「アディダス ランニング」デザイン部門ヴァイスプレジデントは、 「初めて“ウルトラブースト”シリーズを発売して以来、一貫してランニングシューズデザインの限界を押し広げ、新しいリリースのたびに前作よりも一歩進化したシューズを発表してきた。“UB20”のシルエットは、象徴的な“オプティマイズド ブースト”フォームと“TFP”技術を組み合わせるなど、精密に構築されている。デザイン美学はISS米国国立研究所との提携からインスピレーションを得ており、今後もこのパートナーシップをさらに活用し“ウルトラブースト”シリーズをより高度なものにしたいと考えている」と話す。

 シャイニーカラーをミッドソールに取り入れたモデル(2型)と、スリーストライプスにあしらったモデル(2型)の全4型に加え、アトモスではアッパー全体をソーラーレッドに染め上げたモデルを限定販売している。さらに“UB20 キッズモデル”(1万8000円)のほか、シャイニーカラーを採用した“ソーラーブースト(SOLARBOOST)”(1万5000円)と“アルファエッジ 4D(ALPHAEDGE 4D)”(3万8000円)も販売中だ。

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