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「アエラスタイルマガジン」ウェブ版が第2フェーズに突入 接客サービスを取り入れた新しいメディアの形

 朝日新聞出版の「アエラスタイルマガジン(以下、ASM)」 ウェブ版が接客サービスを開始する。山本晃弘編集長は、「これまで30年以上にわたって編集者をしてきたが、常にビジネスマンを格好よくしたいという思いがあった。この春から『ASM』のウェブ版が読者の利便性を考えたサービスを提供するとともに、メディアの新しい形を提示する」と胸を張る。新たに加わる機能は、掲載した商品や記事の内容に対してチャットで問い合わせができるというもので、協定を結んだブランドには店舗送客サービを提供する。具体的には商品の詳細や近隣店舗の紹介、気になる商品の在庫確認、訪店予約などをまで行うというもの。また、記事や写真のクリップ機能を導入することで読者の嗜好傾向なども分析し、新たなサービスにつなげていく。「4月にソフトローンチし、徐々に機能を増やしながら、さらに次のフェーズに進んでいく」。

 「ターゲットはファッションメディアを見ない“高級志向なステイタス重視派”と“定番落ち着き派”だ」と山本編集長は言うが、従来のアプローチでは動かない読者をどう獲得するのか?「ファッションメディアは見なくても、コアターゲットはニュース媒体を読む層。朝日新聞デジタル内に『ASM』のウェブ版を設置することで強力なトラフィックを実現する。ユニークユーザー(決まった集計期間内にウェブサイトに訪問したユーザーの数)数が多いのも特徴だ」。三大都市圏のターゲットの10%にあたる110万人が、朝日新聞デジタルを読んでいる。ファッションの購買行動を可視化する、メディアとサービスが融合した新しいプラットフォームとなることが期待される。

 「ASM」のウェブ版は17年6月に本格始動し、本誌やタブロイドで掲載したコンテンツ以外にも、ウェブだけの企画や記事を毎日更新する。「紳士の雑学」「装い」「調べ・見立て」など、日本語で分類しているのも特徴的だ。特に「調べ・見立て」のコーナーでは、「スーツの時にリュックを活用する?」「クールビズで半袖シャツを着る?」「海外旅行でこだわるポイントは?」といった調査を行っており、投票後すぐに結果が表示されるため、自分の投じた一票が多数派なのか少数派なのかわかるインタラクティブな機能も持つ。

問い合わせ先
朝日新聞社 メディアビジネス局 メディアビジネス第2部

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