ファッション

「マックスマーラ」の歴史をひも解くコート展 少女時代ユナを迎えソウルで開催

 「マックスマーラ(MAX MARA)」による「Coats!」ソウル展が11月29日〜12月12日、東大門デザインプラザのアートホール1で開催される。今回のソウル展は、ソウルを拠点に活動するキュレーター、イ・デヒュン(Lee Daehyung)監修の下に構成され、プロジェクションマッピングで知られるソウル出身のアーティスト、カン・イーユン(Kang Yiyun)によるデジタルインスタレーションも登場する。アンバサダーには、女優としても活躍する少女時代のユナ(Yoon Ah)を迎えた。

 「Coats!」は、「マックスマーラ」のアイコンであるコートを通してブランドの歴史をたどる展覧会。これまでベルリンと東京、北京、モスクワで開かれてきた。今回のソウル展では、1950〜2010年代の7つの年代に分けた部屋を設置。“創立者”や“ザ・アイコン”“マックスマーラウーマン”などのテーマに沿って、カンのデジタルアートワークとともに、創業以降90点以上のアーカイブコートを振り返る。

 「マックスマーラ」はイタリア本社に、BAI(Biblioteca e Archivio di Impresa:図書館兼カンパニーアーカイブ)を設けている。コンサルティングやトレーニングなどのための巨大なスペース、BAIでは、創業から現在までの「マックスマーラ」のアーカイブだけでなく、衣服やスケッチ、写真、家具など約30万点や、20世紀のファッションの衣服やアクセサリーを含む8000点以上のビンテージ・コレクション、約350点の雑誌などが収められている。今回の展示品も全てBAIから運ばれた貴重なものだ。

 ソウルでの「Coats!」展開催を記念したコートとシャツ、スカートを店舗限定で発売する。「マックスマーラ」を代表するピュアキャメルヘアのコート(36万2000円)には、韓国の伝統食器である鍮器(ゆぎ)の真鍮色のライニングを採用。シャツ(11万5000円)とペンシルスカート(8万4000円)は、ライニングと同じ素材で仕上げ、セットアップでも楽しめる。日本では11月28日から、銀座三丁目店と青山店、伊勢丹新宿店、銀座三越、阪急うめだ本店および公式オンラインショップで販売開始する。

■「COATS!」 Max Mara, Seoul 2017
会期:11月29日〜12月12日
場所:東大門デザインプラザ アートホール1
住所:281 Eulji-ro, Gwanghui-dong, Jung-gu, Seoul, Korea

 

詳細はこちらから

問い合わせ先
マックスマーラ ジャパン
03-5467-3700

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