「アイランドスリッパ（ISLAND SLIPPER）」や「ジャラン スリウァヤ（JALAN SRIWIJAYA）」を取り扱う靴の輸入代理店ジー・エム・ティー（GMT）は、新たに「ジーエイチバス（G.H.BASS）」と正規代理店契約を結び、2017-18年秋冬シーズンから卸しを始める。初年度は2万足の販売を目指す。
同ブランドは1876年、米国・メイン州生まれのシューズブランド。シグネチャーアイテムのコインローファーはアメリカントラッドの必需品として、またアイビーファッションのアイコンとして愛されてきた。
9月には百貨店や、オールコンフォートシステムやリアルスコープといったジー・エム・ティーの直営店でフェアを行う予定で、通常のラインアップ（12型）にはない36型が一堂に会し、全48型で世界観を表現する。主な価格帯はメンズ、ウィメンズともに2万円台前半。
横瀬秀明ジー・エム・ティー社長は、今このタイミングで老舗の米国靴を取り扱う意味について、「世界的にスニーカーブームは落ち着き、革靴への興味が高まっていると感じる。お客さまが、近年人気のスリッポン（スニーカー）からローファー（革靴）に流れるのは自然で、特にショートノーズの“昔顔”のモデルに注目が集まっている。そして、ローファーの代名詞である『ジーエイチバス』がこれをけん引するだろう」と語る。
