ファッション

大阪文化服装学院とサンエー・ビーディーの販売員育成プログラムが10月にスタート

 大阪文化服装学院は10月、サンエー・ビーディーと提携した学生向けのアパレル販売員育成プログラムをスタートする。サンエー・ビーディーの採用教育担当者を中心に、現役の店長や販売員らが、ファッション・ビジネス学科1年生の約50人を対象に全10回の講座を行う。美意識や表情、姿勢、立ち方などの基本から、ロールプレイングの発表会など、同社が新入社員研修として実施しているプログラムを学生向けにアレンジした内容となる。

 今回のプロジェクトは、就職時から企業の即戦力となる人材育成を目指す大阪文化服装学院が強化している実践型教育の一つ。これまでも、パルと提携したショップ運営体験やさまざまなアパレル企業での研修など、ファッション業界のビジネス面を学ぶためのカリキュラムを実施しているが、サンエー・ビーディーとの取り組みは実際に"店頭でモノが売れる"人材育成に焦点を当てた初の試みだ。

アパレル販売員育成プログラム 講座内容
1, 意識の法則、表情、姿勢について
2, 表情・姿勢・立ち方・座り方・お辞儀・ウォーキングについて(スタッフ見本)
3, 客8大用語、笑声とは、発声について
  学生それぞれの「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」を発表
4, ファーストアプローチのメリット・デメリット、ゼロアプローチからのタイミング、
  褒めるトレーニング、トークバリエーション
5, ファーストアプローチからのタイミングと判断力トレーニング、ニーズ確認トレーニング、
  美意識実践と褒めるトレーニング
6, 単品メリットピックアップ、スタイリングメリットピックアップ、スタイリングディスカッション
7, 販売職の役割について、発表会に向けた意識向上
8,9, ロールプレイイング チームトレーニング
10, ロールプレイイング発表会・表彰・総評・まとめ

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