松屋の2026年3〜8月期連結業績は、総額売上高が前年同期比0.7%増の606億円、営業利益が同4.1%増の10億円だった。基幹店である銀座本店の総額売上高が同2.7%増の543億円と過去2番目の水準になった。免税売上高は、中国本土が約2割減ったものの、それ以外の国が約5割増えたため、全体では同3%増の208億円になった。
純損益は4億200万円の黒字(前年同期は2億900万円の赤字)。前年に計上したオンラインサイト運営会社の減損損失の影響がなくなった。
銀座本店の国内顧客の売上高も前年同期比3%増の336億円と堅調だった。同店の売上高構成は国内客62%、訪日客38%。国内客の内訳はID顧客24%、非ID顧客38%だった。松屋カードなどを保有するID顧客を増やし、購買頻度や客単価を上げることを中長期的な事業戦略の柱にしており、3〜8月期もこの施策が奏功した。外商のような富裕層だけでなく、年間購買額100万円未満のID顧客による売上高も8%増えている。
同社は25年度に年間261億円だったID顧客による売上高を、27年度には320億円に増やす計画だ。