
「オシャレって完璧じゃなくていい。自分らしく、自由に楽しもうよ」――そんな思いに共鳴するのが、言わずと知れたオシャレの達人、ストリートスタイルフォトグラファー/ファッションジャーナリストのシトウレイと、スタイリストのコギソマナ、モデルの畠山千明だ。
個性際立つスタイルで支持を集める彼女たちの魅力は、心の赴くままにファッションを楽しむ姿勢にある。今回は、EC大手「アマゾン(AMAZON)」内「アマゾン ファッション(AMAZON FASHION)」の豊富なアイテムの中から、シトウが提案する2025年春夏トレンド“ミックス&マッチ”をテーマに、それぞれがコーディネートを披露。ファッションを謳歌する3人のスタイルに触れれば、ショッピングの楽しさがもっと広がるはずだ。
シトウレイが解説!
2025年春夏トレンド“ミックス&マッチ”とは?

長年にわたり、世界各地のファッション・ウイークを訪れ、ランウエイとストリートの両面からトレンドを見つめてきたシトウレイ。そんな彼女が25年春夏に注目するのが、“ミックス&マッチ”というスタイルだ。「数シーズン前は、肌見せやランジェリースタイルといった“女性性の解放”がムーブメントでしたが、前季はその反動もあって、アメカジやプレッピーなムードが台頭しました。そして今季は知性を感じる“淑女的な上品さ”が加わり、遊び心もあるスタイルがランウエイを席巻しました」。
ポイントは“あえて”をプラスアルファして楽しむ“柄×柄”とアイテムを加える“レイヤード”。「例えば、今季注目のアニマル柄やチェック、ストライプの柄を複数組み合わせたり、カーディガンを首や腰に崩して巻いたりすることで、こなれた“違和感”を演出させます。すると、自然と個性が出る。『完璧じゃなくていいし、足りないくらいでもいい。いろんなスタイルがあっていいよね』という多様性や共感の空気が今シーズンらしいムードです」。
「アマゾン ファッション」で見つかる!
“ミックス&マッチ”スタイルのキーアイテム
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着回しやすいストライプは、”あえて”小物使いやレイヤードの技をプラスすることで、マンネリ感も脱却。横縞のボーダーもOK。トレンドのブルーを選べば、涼しげで知的なムードが漂う
あらゆるウエアでも取り入れやすいチェック。今季は春夏らしい明るい色合いやクラシックなデザイン、透け感のある素材など種類豊富で、いつもとはひと味違う着こなしを楽しめるはず
タイガーやゼブラ、ダルメシアン、レオパードといったアニマル柄も、同じ色や柄を組み合わせることでスタイリングにこなれ感がアップ。アクセサリーやシューズから試すのもおすすめ
「アマゾン ファッション」には、世界中のネットワークを通じて集められたブランドと、豊富な商品がそろう。“ミックス&マッチ”スタイルにぴったりのアイテムも充実し、「スナイデル(SNIDEL)」や「リリー ブラウン(LILY BROWN)」といった人気アパレルをはじめ、ビームス(BEAMS)やユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)といった感度の高いセレクト業態、「アディダス(ADIDAS)」や「サロモン(SALOMON)」などのトレンドをけん引するスポーツブランドまで幅広くラインアップする。1つの柄でもバリエーションが豊富で、人気アイテムも色・サイズともに見つけやすいのは、「アマゾン」ならでは。また最長30日間の返品サービスもあり、普段とは違う服に気軽にチャレンジしやすいのも魅力だ。
シトウレイが着こなす
大人に似合う上品な“ミックス&マッチ”

シャツワンピース/ビームスボーイ(アマゾン)、中に着たシャツ/レイビームス、スカーフ/ビームス デザイン(アマゾン)、その他 本人私物
LOOK1
最も取り入れやすい柄として挙げたのは、ストライプ。襟付きのシャツを2枚重ねにして、立体感と上品さを際立せた。また、白とブルー系でそろえれば、爽やかな統一感が生まれ、難しい印象にならずに着こなせる。首元は重ね着した同系色のシャツを見せ、アクセントにグリーンのスカーフを加えることで、ワンランク上のまとまりに。「“ミックス&マッチ”には、知性やインテリジェンスといった要素もあるので、大人の女性にこそ似合うスタイルだと思います」。
Tシャツ/ダブルスタンダードクロージング(アマゾン)、バッグ/ビームスボーイ(アマゾン)、その他 本人私物
LOOK2
“柄×柄”の組み合わせを、シトウらしい個性的なスタイルで表現。「色だけでなく、太さの異なるボーダーなら、今っぽい印象になるのでおすすめ。無地の服が多い方には、小物から取り入れても十分に楽しめます」。さらに目を引くのが、モコモコとした質感のフェイクファーのショートパンツ。「“あえて”季節感をずらしたアイテムを使うことが好きなんです。足元をレザーシューズにすることで、カジュアルすぎず大人っぽくまとまります」。
スタイリングのプロ・コギソマナ
ランジェリーを使った夏コーデ
ポロシャツ[レッド、中に着たピンク]/共にミズノ(アマゾン)、腰に巻いたシアーシャツ/ユナイテッドアローズ(アマゾン)、ソックス/レイビームス(アマゾン)、その他 本人私物
LOOK1
「服はご機嫌なものでありたい」。国内外の多様なブランドに触れてきたスタイリスト、コギソマナのモットーだ。「“ミックス&マッチ”は自由に楽しむことがいちばん!」と披露してくれたのは、ビビッドな赤とピンクのポロシャツに、さらにブラトップを2枚重ねたプレイフルなスタイル。襟や袖、ストラップをあえてラフに着崩し、ウエストにストライプシャツを加え、躍動感あふれるポジティブなミックススタイルを完成させた。

ブラトップ[グリーン&ピンク]、シアーキャミソール[イエロー]/共にアンフィ(アマゾン)、ビスチェ[ストライプ]/リリーブラウン(アマゾン)、首に巻いたカーディガン/スナイデル(アマゾン)、スエット/ニューバランス(アマゾン)、スニーカー/アディダス(アマゾン)
LOOK2
夏らしい清涼感が漂うルックは、センシュアルなランジェリーキャミが主役。インナーにリブ地のブラやストライプキャミを重ね、やわらかな透明感と立体感を演出している。「見せる下着でも、スタイリングに意味があり心地良さを感じられるものは残していい。少しチャレンジングな服は、まずは散歩のときにでも着てみて。気負わず生活に取り入れることできっと身近な存在になるはずです」。首元にはカーディガンを無造作に巻き、“ミックス&マッチ”のアクセントを添えた。
畠山千明が新たな自分と出会った、
ナードな“ミックス”の楽しさ
中に着たレオパードロンT/レイビームス(アマゾン)、スカート/ウィゴー(アマゾン)、スニーカー/サロモン(アマゾン)、パールネックレス/デミルクスビームス(アマゾン)、ハートチェーンネックレス/レイビームス(アマゾン)、コインネックレス/ユナイテッドアローズ(アマゾン)、その他 本人私物
LOOK1
シトウのスナップ撮影の常連で、私服センスに定評のあるモデルの畠山。自分のスタイルを知り尽くした彼女が今ハマっているのは、「定番を崩して、あえてナードなダサさを加えること。今回はスクールガール風をベースに、今まで取り入れていなかったカラータイツ×スニーカー、膝下丈のスカートをプラスして、“ミックス&マッチ”を楽しみました」と話す。「固定観念を脱ぎ捨ててからは、『こんなのもアリかも!』とファッションがもっと楽しくなりましたね」。
トップス[グリーン]/ニューバランス(アマゾン)、トラックパンツ/ヒュンメル(アマゾン)、バッグ/プーマ(アマゾン)、その他 本人私物
LOOK2
「アマゾン」のヘビーユーザーと自称する畠山は、「『早く使いたい!』の気持ちが消えないころに届くスピード感がうれしいところ」と絶賛。今回のルックでは、サイズ違いの襟付きトップスを重ねて首元に奥行きをプラス。レイヤードの立体感と多彩なアクセサリーの組み合わせが、畠山らしいスタイリングとなった。「トラックパンツを合わせることでさらにスポーティーな印象になりますが、襟を重ねてスマートに、きゃしゃなフレームのメガネとブーツで女性らしく仕上げました」。
アマゾンジャパン
MODEL:REI SHITO(WOKASHI), MANA KOGISO(IO), CHIAKI HATAKEYAMA(PUMP) br>
HAIR & MAKEUP:YUYA NARA(SHIMA)[REI SHITO, CHIAKI HATAKEYAMA] br>
TEXT:RIE KAMOI