「ヴォーグ ジャパン」（コンデナスト・ジャパン刊）は、阪急うめだ本店と阪急メンズ大阪を会場にしたショッピングイベント「ファッションズ・ナイト・アウト（FNO）2013 大阪 」を9月14日に開催する。昨年12月、 阪急うめだ本店で初めて単一店舗でのFNOを開催し、話題を集めたが、「驚くほどの盛り上がりで、大阪人のファッション感度の高さや情熱がよくわかった。大阪での開催はマストで今後も続けていきたい」と、コンデナスト・ジャパンの北田淳社長は3日に行なわれた記者会見で語った。渡辺三津子「ヴォーグ ジャパン」編集長も「大阪には個性的なセンスを主張する人が多く、昨年はそのエネルギーに圧倒された。大阪ではメジャーなファッションイベントがないので参加した人たちに感謝されたことを思い出す。今回は阪急メンズ大阪でも開催するので男性にも楽しんでほしい」とアピールした。
2回目となる今回は14時からスタート。本店9階祝祭広場で行なわれるオープニングセレモニーにはアンバサダーを務めるモデルの冨永愛と元サッカー日本代表選手の中田英寿が登場。アーティストのメイ・ジェイさんもスペシャルライブを披露する。15時から20時までのショッピングタイムには、ラグジュアリーを中心に国内外の約150ブランドが参加。インターナショナルデザイナーブティックスなど本店5フロアとメンズ大阪3フロアを中心に、各ショップで多彩なイベントが行なわれる。本店では「エミリオ・プッチ」「ロベルト カヴァリ」「ディーゼル ブラック ゴールド」、メンズ大阪では「ヴェルサーチ」「ランバン」などがファッションショーを行なうほか、トークショーやフォトセッション、ジャズの生演奏などが予定されている。
阪急阪神百貨店の武田肇・執行役員は参加の狙いをこう語る。「通常の顧客向けイベントは少人数で限定して行なうが、FNOは日頃来店されない遠方の人にもファッションを楽しんでもらうのが一番の目的。今年はメンズ館も参加し、男性客やカップルにも楽しんでもらえるよう趣向を凝らしている」。同店では3日からSNSアプリ「LINE」を活用したプロモーションをスタート。阪急うめだ本店の公式アカウントでFNO大阪の情報を発信し、昨年以上の来店客数をめざす。
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FNOは、2009年に米国版「ヴォーグ」の編集長アナ・ウィンターが提唱して、その後世界に広まったグローバルショッピングイベント。５回目となる今年は世界19カ国が参加し、東京は9月7日に開催する。東京の参加店舗は過去最高の570店舗を超え、日本を代表する消費者参加型のファッションイベントとして定着している。
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