ジャパンイマジネーション、ルミネ、杉野服飾大学は、産学連携プロジェクトをスタートした。杉野服飾大学服飾学部服飾学科ファッションビジネス・マネジメントコースの学生が、ジャパンイマジネーションの新ブランドを企画立案、来年3月にショー形式の発表会を行い、秋にルミネ出店を目指すというもの。
10月13日、同プロジェクトのキックオフとなる学生によるブランド案のプレゼンテーションが、ジャパンイマジネーション本社で行われた。デザイナー、パタンナー、MD、プレスなど役割分担したメンバーが7チームに分かれ、それぞれがジャパンイマジネーションの企業理念やルミネの店舗コンセプトにそった新ブランドのデザイン画、店舗イメージなどを考案。木村達央ジャパンイマジネーション会長、小嶋裕之・同社長、新井良亮ルミネ社長を前に発表した。木村会長は、「これまで当社のブランドにないアイデアが多くあり、刺激になった。今のファッション界の閉塞感をふっしょくする力になってほしい」。新井ルミネ社長は、「今の売り場には突出したブランドが必要だ。若い人のアイデアで、ファッション界の元気を作ってほしい」と期待感を示した。学生を指導した鈴木明・杉野服飾大学教授は、「今日のプレゼンの評価を受け、デザインの精度を上げて、新ブランド立ち上げを実現したい」と話した。