パルの2015年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比107.7%の556億8300万円、営業利益が同85.1%の32億4600万円で増収減益となった。純利益は同93.1%の18億9300万円。円安進行による製造原価の上昇とインポート製品の価格押し上げにより、粗利益率は1.2ポイント減少。前々期からスタートした短サイクルMDにより、値引き販売が縮小したものの、コストは増大した。今期は124店舗と過去最高の新規出店を想定しており、上期は衣料事業で44店舗、雑貨事業で20店舗を出店。29店舗を退店し、期末店舗数は868店舗となった。
通期は売上高1175億1000万円、(前期比108.7%)、営業利益80億8000万円(同100.2%)、純利益43億9000万円(同107.3%)の見通し。