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「N. グレイカラー」から赤みを抑える新色登場 次代の主役色となる“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”

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“染まり”と“いたわり”、その両方にこだわったカラー剤として多くのヘアサロンで導入されているナプラの「エヌドット(N.)グレイカラー」。同ブランドは今春、新色“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”の2色を発売した。

「エヌドット グレイカラー」は、独自処方のティントロックシステムと植物由来の配合成分によって、髪と頭皮をいたわりながら、しっかり白髪を染め上げ、まるでトリートメントをしたような手触りが体験できる。それと同時に、彩度・明度の高い仕上がりと艶をかなえ、持ちの良さにも定評がある。新色2色が加わったことで、全8色相展開となり、大人髪にさらなる楽しみを広げる。

同2色は、大人世代で高まる「髪色をもっと楽しみたい」というニーズに応えて開発した。10~20代のときにヘアカラーを当たり前に楽しんだ世代も、時を経て白髪が気になるようになった。最近のファーストグレイ世代は、ただ暗い色でしっかり白髪を染めるだけではなく、高い明度・彩度の豊かなカラーバリエーションの中から自分に合う色を選びたい、との要望が強い。同様の傾向はさらに上のグレイ世代にも広がっており、提案の幅を広げるべく誕生したのが新色2色というわけだ。

“スモークブラウン”は、気になる赤みを抑えながら潤いを感じさせる仕上がりで、灰色みを含んだ寒色系ブラウン。“オリーブブラウン”は、沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現している。いずれの色も、大人ヘアのリクエストNo.1である“艶”をかなえる機能をしっかり備えているのもうれしい要素だ。ここでは新色2色を使用した最旬スタイルを、東京・青山のヘアサロン「ローネス(LONESS)」の片山良平代表と加藤未来スタイリストが披露する。

顔色がワントーン上がる
“スモークブラウン”
透明感があり、色持ちもいい

「エヌドット グレイカラー」の新色“スモークブラウン”と「同 ルフレカラー」の“サンド”をミックスし、表面が少し明るかったので、まずは表面に塗布し、内側へと移動した。モデルからは「いつもカラーした後は肌のくすみが気になる」と聞いていたが、今回はそれもなく「顔色がワントーン上がった感じでテンションが上がる」と満足してくれた。クセがなくて使いやすく、この顔色が明るくなる感じは男女問わず喜ばれるし、年齢が上がるほど好きな人が増えると思う。最近、寒色系に飽きてきたのか、カラーオーダーの流行りがアッシュ系からベージュ系にシフトしており、その流れにも“スモークブラウン”はぴったりだ。白髪もしっかり染まりつつ、ブラウンが入っているので深みが出る。一方で透明感があり、さらに色持ちもいい。「染めても2週間くらいしたら、毛先の色が抜けてしまう」というお悩みを時々聞くが、「ルフレカラー」などのファッションカラーとミックスして染めれば色も楽しめ、さらに色持ちもすると提案できる。きっと満足してもらえるだろう。(片山良平「ローネス」代表)

色みが沈みにくく、柔らかさを演出
マットみのあるベージュ
“オリーブブラウン”

根元付近はオレンジみが強かったため、“オリーブブラウン”と“サンド”(ルフレカラー)を2:1に。中間から毛先は褪色し黄みがあるので、1:1でオリーブ感を和らげた。最近は、自身のパーソナルカラーをよくご存知のお客さまが多く、肌がきれいに見える色重視で選ばれる傾向にある。そのため、マイルドな印象のベージュやブラウンを好む人が増えた。その一方で「赤みを抑えたい」という要望も強く、その機能を備えた新色の“オリーブブラウン”はサロンでもかなり活躍しそうな色だ。

また、白髪をカバーするのはもちろん、グレイカラーでも色みも楽しめるのがファーストグレイ世代にとっての大前提となっている。その点「エヌドット グレイカラー」はカラー展開が豊富なので、白髪をしっかりカバーしながら、色みの違いも楽しんでいただける。また、ファーストグレイの人もカラーチャートを見て「こんなに色が楽しめる」と納得でき、白髪染めに対する先入観を一気に取り払える。ファッションカラーとの組み合わせ次第で、バリエーションの幅が広がるのもいい。(加藤未来「ローネス」スタイリスト)

寒色系ブラウン“スモークブラウン”と
柔らかいベージュ“オリーブブラウン”

“スモークブラウン”は、灰色みを含んだ寒色系ブラウンで、艶とくすみを両立した仕上がりに。「エヌドット ルフレカラー」と併用することで、グレイカラーを多彩に楽しめる染料バランスとなっている。7つの明度展開で選択肢が広いため、顧客の満足度もより高まり、グレイカラー提案の幅を広げる新定番になる色として期待される。

“オリーブブラウン”は沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現。マット(オリーブ)系は染料処方次第で沈みやすかったが、ベージュをベースに表現することで沈みにくく、くすみ過ぎない柔らかなグリーン感に。品のある色みで、ファッションカラーとミックスすることでカーキ系や寒色ベージュが美しく表現できる。

「エヌドット グレイカラー」の
色持ちとしなやかさの秘密

「エヌドット グレイカラー」の色持ちとしなやかさの秘密は、ティントロックシステムにある。染料の浸透性を高め、高発色をかなえるベースクリーム、毛髪ダメージホールを埋め、染料の流出を防ぐ大豆PPT(大豆たん白加水分解物)、さらに染料を閉じ込めるティントロックポリマーが、優れた色持ちと仕上がりに質感をかなえる。

また「エヌドットカラー」には、今回紹介した「エヌドット カラー<グレイ>」のほかに、「同<クイック>」「同<ファッション>」、さらに「エヌドット ルフレカラー」がある。

「同<クイック>」は、放置時間10分でしっかり染まる時短カラー。グレイ比率が増えて来店間隔が短くなった顧客の「できるだけ早く仕上げてほしい」とのニーズに対応する(全21色)。「同<ファッション>」は、20年にリリースした「エヌドット」のファッションライン。透明感アップや赤みの軽減を求めて、色相ラインはオレンジ系褐色を少なく、青みを含んだ設計となっている(全76色)。「エヌドット ルフレカラー」は、22年にリリースした高発色ファッションカラー。みずみずしい色・艶と透明感をかなえる。毛髪内部へのスムーズな浸透と、クリアな発色をかなえる新アルカリ処方が特徴(全63色)。

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720