ビューティ

「モイ」から「ザ・モイ」へ  “スタイル”を持つクリエイター2人が選ぶ理由

「モイ(Moii)」は2017年のデビュー以来、理美容師を中心にプロの現場でその品質やデザイン性の高さが評価されてきた。10 月20日、自然由来成分へのこだわりと最新テクノロジーを融合し、ヘアデザインの可能性を広げるライフスタイルブランドへと刷新した。唯一無二の存在を表す「THE」に、ブランドの本質(minimal=最小、optimum=最適、identity=個性)を組み合わせ、「ザ・モイ(THE MOII)」として生まれ変わる。ヘアスタイリストして活躍する世良田奏大氏と絵描きのイズミダ・リー氏。互いの価値観を尊重するクリエイターであり、夫婦でもある2人に新生「ザ・モイ」の魅力を聞いた。

moii

WWDJAPAN(以下、WWD):従来の「モイ」の印象は?

世良田奏大「ヘブンス表参道」ディレクター(以下、世良田):使用感やなじみの良さ、スタイルの持ちの良さから“モイ バーム”と“モイ オイル”を長年愛用しています。

イズミダ・リー(以下、イズミダ):私は彼の紹介でバームを使用しています。もともと髪の長さを頻繁に変えたくなるタイプなんですが、バームはショートでもロングでもスタイルに関係なく使用できるのがいいですね。

WWD:リニューアルした「ザ・モイ」について。

イズミダ:ブランド名の「THE」に唯一無二という意味を込めたと伺いました。進化させることで、より強い存在かつ信念を持ったブランドにしていくという思いが伝わりました。私はハリの強い髪質なので、今回のリニューアルでオイルに重いタイプが拡充されたのはすごくうれしい。

世良田:ただ髪に優しいだけではない、デザイン性を強化した思いに共感しますね。バームやオイルに“軽い““重い”の2タイプが登場すること、ヒアルロン酸の美容液が加わるなど、アウトバスアイテムの拡張によってデザイン提案の幅が広がります。

WWD:ヘアスタイルづくりを楽しむためのヘアケアが発売されることについて。

世良田:髪をやわらかく整え、スタイリングしやすくするヘアケアという考えは新しいですね。
また、スタイリング・ヘアケアのアイテムによって異なる香りは、まるで森林浴をしているような落ち着いた印象。フレグランスなどの他の香りの邪魔をしないさりげなさがあります。

WWD:「ザ・モイ」が提供するのは、ヘアを起点に自分らしい“スタイル”を作ること。クリエイターである2人が大切にしている“スタイル”とは?

世良田:お客さまと接する時間はアウトプットの機会であると同時に学びです。ファッション〜カルチャー誌は昔から好きですが、展示会や博物館へ足を運ぶなど多方面からのインプットの時間も意識的に取るようにしています。

イズミダ:私にとって絵を描くことは、ご飯を食べることと同じくらい“日常”です。気分が乗らなくてもとりあえず描き始め、途中から楽しくなり筆が進むのはいつものこと。「ザ・モイ」のシンプルでスタイリッシュなパッケージや使いやすさは、作品と向き合う日々の生活にも自然になじんでくれそうです。

WWD:“ヘアスタイル”はどのような存在か。

イズミダ:すごく単純ですが、ヘアスタイルが決まればテンションが上がります。サロンで髪を切ったり染めたりした後は、気分が上向きで寄り道をして帰りたくなりますよね。

世良田:すごく分かる。「ザ・モイ」は、そんな自分らしいスタイル作りのサポートをしてくれると思うし、現場で使うのも楽しみです。

※ヒアルロン酸Na:毛髪補修保護、エモリエント、保湿として

髪の内側から、
質感を自在にコントロール

moii

「膨らみやすく乾燥しやすい髪質には油分は必須。オイルとバームを1:1で混ぜて使用することにより、剤が髪になじみやすく全体に均一に塗布できる。別々に使用する場合は、先にオイルで髪をコーティングし、その後バームを塗布。このとき、毛先など一部だけでなく、髪の根元近くまで内側から全体にもみ込むように付けるのがおすすめです」。(世良田)

About「THE MOII」

「ザ・モイ」は理美容師と生活者の気持ちと生活の質をより豊かにするナチュラルライフスタイルブランドを目指し、ヘアを起点として自分らしい“スタイル”を提案する。厳選した自然由来成分と独自技術を組み合わせ、効果実感を追求。ブランド初のシャンプー&トリートメント追加などインバスライン導入とアウトバスライン拡充でよりパーソナルな提案が可能になった。
また、サステナビリティの取り組みとしてパッケージにはバイオマスプラスチックやリサイクル素材などを採用。処方は石油系成分の使用を抑えてアップサイクル原料などを使用し、環境や社会に配慮している。新たなラインアップと処方により、トレンド性がありながらも自分らしい“スタイル”が見つかるブランドへと進化を遂げる。

※成分の由来の大半が植物等の非石油系成分または水であることを意味します

スタイル提案の幅を
大きく広げるラインアップ

今回のリブランディングでは、自然由来のナチュラルな素材を用いてヘアデザインの可能性を広げることを目指し、ラインアップを再構築。アウトバスラインは髪の内側から質感を自在にコントロールし、ケアしながらデザインも楽しめるスタイリングアイテムとしてバームやオイル、美容液などの6品をそろえる。新たに加わったインバスラインは、毎日のヘアスタイルづくりをより自由に、より心地よく楽しむために設計。自然由来のナチュラルな成分を採用しながら、タカラベルモント独自の最新テクノロジーを応用したハイブリッド処方により、ヘアカラーやアイロンなどを繰り返し硬くなった髪を「ほぐす」「満たす」「整える」のステップで、スタイリングしやすい軽やかで柔らかな髪へ導く。

PHOTOS:RYO KUZUMA
TEXT:WAKANA NAKADE
問い合わせ先
ルベル/タカラベルモント
0120-00-2831