ビューティ

「シャネル」から日本の職人が作るガラスケース入り2万5300円のリップスティック

シャネル(CHANEL)」は9月1日、ブランド史上最もラグジュアリーなリップスティック“トランテアン ル ルージュ(31 LE ROUGE)“を発売する。シャネル オンライン ブティックと一部店舗で先行発売後、10月6日から店舗限定で販売する。全12色で価格は各2万5300円、リフィルが各1万1550円。創業者のガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)が過ごしたアパルトマンやブティックがあるパリ・カンボン通り31番地の鏡張りの螺旋階段を着想源に、日本の職人が作るガラスをケースに採用した。

「シャネル」初のガラスケース

フランス語で「31」を意味する“トランテアン“と名付けられた同商品は、容器の開発に4年を掛け、「シャネル」で初となるガラスケースを実現した。強度などの課題をクリアしながら、日本の熟練した職人の手により透明度が高い硬いガラスに宝石の加工方法の一つであるファセットカットで美しいカッティングを施し、ゴールドの2つのメタルリングをあしらった。リフィルはリサイクル可能なアルミ製で、ガラスケースに一体化するように収まるマグネット式の特別な設計となっている。

ストーリー豊かな12のシェード

カラーバリエーションはメゾンの歴史から着想したストーリーから生まれた12のシェードを用意する。例えば、メゾンのアイコンバッグの裏地からインスパイアされたディープガーネットや、ガブリエルが新コレクション発表前に“お守り“として足首に巻いていたフランネルリボンの色であるカーマインレッドなど。全シェードに乳白色に発光するパールを加え、サテン調の質感が長時間持続する。また、植物由来のオイルやワックスを配合し、ソフトで滑らかなつけ心地と保湿力をかなえた。独自成分のカメリア エステルが唇をふっくら柔らかくする。

ストーリーから好みの色に出合える

店頭では、色みやカラー名を伏せ12のストーリーとイメージ写真から好みのカラーに出合えるコンサルテーションを行う予定。ビューティカウンターのほか、ファッションブティックでは「シャネル」銀座店、並木通り店、シャネルブティック表参道、シャネルブティック心斎橋、玉川高島屋、沖縄ギャラリア店でも取り扱う。

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