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「G-SHOCK」のカシオがオンライン展示会を開催 新作“鳳凰”などを発表

 カシオ計算機はこのほど、メディアおよび卸先向けにオンライン展示会を開催した。2020年9月に公開した特設サイトをアップデートし、英語によるグローバル版もローンチした。プレス担当者は、「ピンチはチャンス。展示会をリアル開催した場合、コロナにかかわらず会場のキャパシティーから人数を制限せざるを得ないが、オンラインではより多くの方にご覧いただける」と話し、メインモデルについては「利用者のリクエストに応える形」として3DCGで細部まで確認できるようにしたという。

公開取材の生配信で、
新作の魅力をより身近に

 オンライン展示会では、時計ジャーナリストの篠田哲生や渋谷ヤスヒト、ガジェットライターの熊山准を招いて、カシオ計算機の開発担当者などへの公開取材を生配信した。プレス担当者は、「プロならではの視点で質問していただくことで、視聴者にも新作の魅力をいっそう理解してもらえたのではないか」と話す。さらにレーシングドライバーの谷口信輝をゲストにトークセッションも行った。

構造の進化がデザインを
進化させた好例

 オンライン展示会で発表した商品の目玉は、“MT-G”シリーズの新作“MTG-B2000PH-2AJR”だ。欧米で“現れると良いことが起きる”といわれるブルーフェニックス(鳳凰)をモチーフに、ベゼルやケースにレインボーIP(イオンプレーティング)を施したモデルで5月21日に発売する。「『G-SHOCK』はこれまでCMF(カラー、素材、仕上げ)を組み合わせて、新たな表現を追求してきた。近年ご好評いただいているメタル製モデルにおいても、IPやレーザーといった加工や新素材の採用により、『G-SHOCK』にしかできないものを目指している」。

 “MTG-B2000PH-2AJR”はケースとベゼルが別体のため、ケースは縦向き、ベゼルは横向きに赤から黄色へのグラデーションを重ね、独特のカラーリングを表現している。機能面でも標準電波の受信機能に加えて、専用アプリとの連携によってスマートフォンが近くにあると自動で時刻を修正する。またタイムゾーンをまたぐ移動の際も、ボタン操作なしで現地時刻に変わる。

「G-SHOCK」専用チタン合金を
マルチカラーで表現

 もう一つの推しは、「G-SHOCK」の初代モデル“DW-5000C”のデザインコードを引き継ぐスクエアフォームの“GMW-B5000TR-9JR”(4月23日発売)だ。国内最大手の鉄鋼メーカー日本製鉄と、約6年の歳月をかけて「G-SHOCK」のために共同開発したチタン合金“トランテクシー”を用いる。軽くて肌に優しいチタンの特徴はそのままに、約2倍の硬度を持つ。「硬度が上がったことでステンレスのような鏡面仕上げが可能となり、『G-SHOCK』としては初のチタンのオールミラー加工を実現した」。またブレスレットにはレッド、ブルー、ライトグレー、ダークグレー、ゴールドの複数のIPを施してマルチカラーにしている。

「特殊な状況下でも
『G-SHOCK』のカシオは走り続ける」

 最後にオンライン展示会の総括を聞くと、「特殊な状況下でメディアや卸先とどう接点を保ち続け、それを強化できるか考えながら走った。当然、そこには“カシオらしさ”も求められる。結果を踏まえてブラッシュアップを続けたい。オンライン展示会に加えて、感染症対策を万全にした上で、メディアに対して実機によるタッチ&フィールの場を設けたり、卸先向けには地域ごとの対面式の商談も実施する予定だ」と述べた。

問い合わせ先
カシオ計算機 お客様相談室
03-5334-4869