アーバンリサーチは10日、ルミネ新宿店をリニューアルオープンした。2024年に開業した京都の旗艦店同様に、「シーシー(SEE SEE)」ディレクターの湯本弘通が手掛け、シルバーの什器やグレーのタイルを取り入れたインダストリアルな空間に刷新した。商品構成は、衣類の割合を従来の約6割程度に絞る一方、アイウエアやフレグランス、ジュエリー、書籍など雑貨類を拡充した。
服、香り、ビンテージ、ジャンルを越えて提案
店内中央には、シルバーのフレームを格子状に組んだ大型什器を設置。「サロモン(SALOMON)」のスニーカーや、カルチャーレーベルのブランクマグ(BLANKMAG)がセレクトするカルチャー誌、「シャネル(CHANEL)」のビンテージバッグ、フレグランスなど、カテゴリーや価格帯の異なる商品を横断して並べた。ハイ&ローを自由に組み合わせながら、自分なりのスタイルをつくる現在のファッション感覚を売り場に落とし込んだ。
レジ横にはジュエリーコーナーも新設。「トムウッド(TOM WOOD)」に加え、「エルメス(HERMES)」「カルティエ(CARTIER)」のビンテージジュエリーも並ぶ。「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」の800万円台のビンテージ時計など、これまで同店では扱ってこなかった高価格帯の商材にも挑戦する。
アパレルは、物量を絞り込むことで提案を明確にする。また店内奥では、9月23日までの期間限定で名古屋の人気ヴィンテージショップ「hug vintage」のポップアップストアを開く。同スペースでは今後も定期的にポップアップイベントなどに活用してく計画だ。
京都店の手応えを既存店へ広げる
同社は2024年、京都店をグローバル旗艦店として全面刷新。ファッションを軸に多様なカルチャーを発信する店舗へと改めた。京都店で一定の手応えを得たことから、新宿店にもその店づくりを広げた。
同社の井上良子アーバンリサーチ担当ミドルマネージャーは、「お客さまの間でメンズとウィメンズの買い回りが増えていることを踏まえ、売り場でも両者の境界を意図的に曖昧にしている。また、服だけでなく香りもファッションの一部として捉える人が増えた。ジャンルや価格帯にとらわれず、“ファッションギーク”な人たちの期待に応えられる提案に力を入れたい」とコメントした。ほかの既存店についても、立地や顧客層の特性を見ながら随時リニューアルを検討するという。
■アーバンリサーチ ルミネ新宿店
リニューアルオープン日:9月10日
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 3階
電話:050-2017-9004
営業時間:11:00〜21:00
定休日:不定休