メディアエージェンシーのシーズ・オブ・タイムは今夏、ファッションおよびカルチャーに特化したオンラインメディア「ナッシングネス(NOTHINGNESS)」をローンチした。
日本から世界の読者に向けた全編英語のプラットフォームで、ファッションおよびカルチャー分野における“日本発の本格的なグローバルメディア”として、オルタナティブな視点から世界に向けて情報を発信。日本が持つ創造性と熱量を世界と共有し、新たなカルチャーアイコンが生まれる土壌を育てることを目指す。
オンラインサイトは“Era-defining(時代を象徴する)”“Visionary(先見性)”“Timeless(クラシック)”“Insight(洞察)”の4つの視点でコンテンツを分けて構成。ターゲットは18〜44歳(男性70%、女性30%)で、1月から先行運用しているインスタグラムのフォロワーの8割近くが日本国外(アメリカ、香港、韓国、インドネシアなど)となっている。
オフラインでは、パリ・ファッション・ウイークなど国際的なカルチャーイベントに合わせ、ポップアップ、展示、クラブイベント、ワークショップなどを開催。6月のパリ・メンズ・ファッション・ウイークに合わせて正式ローンチし、同ウイーク中にパリ・マレ地区のショールームでメディアのお披露目会を実施した。
そんな「ナッシングネス」が、高橋盾がデザインする「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーションによるTシャツおよびロングスリーブTシャツを発売。10月25日にドーバー ストリート マーケット ギンザ(以下、DSMG)の恒例イベント“オープンハウス”でローンチした。
デザインは、「ナッシングネス」の和訳である“無”をテーマに、文字の構成要素を分解し、その部首をさまざまな物体に置き換えて表現。背面首元に「アンダーカバー」のロゴを配する。
価格はショートスリーブが8800円、ロングスリーブが1万2100円で、それぞれM、L、XLサイズをそろえる。DSMGのオンラインストアでも販売中だ。