ファッション

【パリ速報】「ディオール オム」、トレンドアイテムもブランドらしく

 ロンドンからスタートした2014年春夏メンズのトレンドアイテムの筆頭は、スイングトップだ。ドリズラーとも呼ばれるこのアイテムは、いわゆる「ジャンパー」のこと。特に今シーズンは、後ろ身頃で生地を寄せ、全体をふんわりとしたバルーンシルエットに仕上げるブランドが数多い。「ディオール オム」もまた、そんなブランドの代表例だ。しかし、その仕上げ方が、ほかのブランドとはまるで異なっている。

 いわゆる普通のジャンパーだから、他のブランドでは、肩周りに特別の工夫を加えているブランドはそれほどない。しいて言えば、それをラグランスリーブで作るか、それともドロップショルダーで仕上げるか、ふんわりした全体のフォルムを強調すべく、肩口さえユルく作ろうと試みているブランドがほとんどだ。しかし、「ディオール オム」は、そんなスイングトップの肩口を、スーツと同じく芯地を入れ、丁寧に形成。スイングトップとジャケットの中間に位置するようなアイテムも提案した。ネオプレンで作ったスウェットも、肩口はスーツと同じ作り方。バウハウス的なモダンアートの雰囲気を感じさせる、同系色のカラーパレットで構成するカラーブロッキングなどを盛り込みつつ、クチュールブランドとしてのプライドと、さらには最近「ユニフォーム性」を極めようとミニマルな洋服の細部にこそこだわるクリス・ヴァン・アッシュの美学が見て取れる。

【コレクションの全ルックはコチラ

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

色で着崩すクラシック 2026-27年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2026年上半期ベストコスメ発表】

「WWDJAPAN」6月22日発売号は、「リアルトレンド」ウィメンズ編です。国内アパレルやセレクト各社の2026-27年秋冬の打ち出しを一挙に紹介。シーズンのトレンド傾向から「今っぽい」をかなえるスタイリング術までを読み解きます。今季のキーワードは、「クラシック」と「エレガンス」。多くのブランドが、端正なジャケットを主役にしたトラッドスタイルをベースに、独自の解釈を加えた提案に挑戦しています。また…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。