ビューティ

「バイレード」から新作香水“ムンバイ ノイズ” 創業者が過ごした経験を香りに

 「バイレード(BYREDO)」は10月21日、新フレグランス“ムンバイ ノイズ”(税込3万1460円)を発売した。伊勢丹新宿本店や阪急うめだ本店などで取り扱う。

 “ムンバイ ノイズ”は、お香や焚き木の煙が立ち込め、路上のコーヒーカートや不協和音のサウンドスケープが散りばめられたインド・ムンバイのチェンブールの街を表現したオードパルファン。トップノートにダバナ、ハートにトンカビーンズとコーヒーを、ベースにラブダナム、サンダルウッド、アガーウッドをブレンドし、コントラストに満ちた多重性ある香りに仕上げた。

 新作は、ベン・ゴーラム(Ben Gorham)創業者兼クリエイティブ・ディレクターがムンバイで過ごした経験や記憶が着想源だという。「私は生まれてすぐにインドに渡り、ムンバイのチェンバーに住む祖母のもとでよく過ごしました。祖母が亡くなった後、20代になってから再訪したのですが、そのときの記憶はとても鮮明です。今日では見違えるような光景が広がっていましたが、それでもとても親しみを感じ、“ムンバイ ノイズ”では、この体感を表現したいと思いました。つまり、過去の記憶に裏打ちされた現在の都市の探求です」。

 キャンペーンでは、インド人クリエーターのアシシュ・シャー(Ashish Shah)とコラボレーションし、ダンサーやドラァグパフォーマー、活動家、アーティストなどを通じて、ムンバイのダイナミズムを感じる撮影を行った。

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