ファッション
特集 メンズブランドが揺らぎの中で立ち返る“スタンダード” 第5回 / 全7回

メンズリアルトレンド“アザーリコメンド”編 形にはまらないブランドの現在地

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“アザーリコメンド”で紹介するのは、今までの3ジャンルには当てはまらず、生まれた国も出自も違うブランドたち。ストリートからカジュアル、フレンチ、モードなどテイストもバラバラで、歴史もさまざまではあるが、個性をクリエイションのバックボーンに持ちながら、時代の空気感をプロダクトに反映していることが共通点ではないか。「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は定番のカモ柄をアップデートさせ温かみのあるカラーにし、「ニードルズ(NEEDLES)」も優しい素材感で今のストリートを表現する。「アニエスベー(AGNES B.)」の上質なカジュアルさは着ている人に安らぎを与え、「アタッチメント(ATTACHMENT)」は20年前と変わらないクリエイションを貫きファンを裏切らず、「ヴェイン(VEIN)」は逆に新たな境地に足を踏み出すが確かな品質は変わらない。それぞれの表現する“今”を集めた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年6月15日号からの抜粋です)

スタイル一覧

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」

アーカイブから生まれる新しいパターン

“文化の融合”をテーマに、日本の職人技と米国のストリートコードを融合させ、新たなカルチャーを生むことを目的とした今季の「ア ベイシング エイプ®」は、音楽を源泉に定番のカモ柄をアーカイブから再構築し、大胆なパターンを生み出した。グラフィック上にパッチを当て込んだデザインは、今後のキーになり得る。

「アニエスベー(AGNES B.)」

ベーシックこそフレンチカジュアル

ワークウエアやトラッド、プレッピーをフランス流に解釈し、タイムレスなデザインを生み出すのが「アニエスベー」の本流。デイリーウエアの思いが強く表れた写真の衣服には、アニエス(agnès b.)自身のスタイルを意味する“ベー スタイル”の文字の刺しゅう。デ・モデ(=流行遅れ)にならない魅力が詰まっている。

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