ファッション

マークスタイラーの「アングリッド」がリノベーション事業に参入

 2011年にブランドをスタートし、昨年5周年を迎えたマークスタイラーの「アングリッド(UNGRID)」が、ブランディングの強化や、新しいビジネスモデルの構築に動き出している。高園あずさクリエイティブディレクターの下、デニムをブランドアイコンとして磨き上げ、木目調の内装や豊かなグリーンなどリラックスした空間で、カジュアルをベースにしたアイテムをさまざまなスタイリングで提案。その世界観に惹かれ、客層は20~30代にまで広がってきている。5周年に合わせて人気パンケーキショップ「ベリーファンシー」とのコラボカフェを開いたり、「グリーンルームフェス」に出店するなど、ライフスタイル提案にも力を入れてきた。

 そんな「アングリッド」が次の一手として仕掛けるのは、リノベーションルームのプロデュース&販売だ。「衣食住に限らず、知・楽・健・美・遊などのライフスタイルは、店舗の区画外でも表現できる。アパレルの本業で培ってきたノウハウや感性を、強みと課題を抱える異業種と協業することで、ブランドの世界観を360度ライフスタイルに広げて表現するとともに、将来的にはプロデュース業に基づいたライセンス事業なども視野に入れている。それが、ブランド価値の向上と、可能性の拡大につながるはずだ」と中見川宜紀・第三本部本部長兼アングリッド事業部事業部長は語る。

 タッグを組んだのは、不動産会社のフージャースホールディングスと、中古リノベーション住宅を紹介するオンラインマーケットで物語性を重視した一点モノとの出合いを提案するツクルバの「カウカモ」だ。メインターゲットにはトレンドに敏感で現在結婚している、20 代~30 代女性とその家族を設定。築浅で、新耐震基準をクリアしており、ここにしかないリノベーションを提案しようということで、選んだ1号物件は、神楽坂にほど近いアールヴェール新宿弁天町(東京都新宿区弁天町81-1)だ。公園に近く、生活しやすい場所を選んだ。

 コンセプトは「WEAR I LIVE ~その世界を身にまとう。その世界で息をする。〜」で、お気に入りのファッションや雑貨、アートなどを飾れるようなギャラリーや、コーディネートが楽しめる、まるでフィッティングルームのようなウォークインクローゼット、靴のまま自撮りができるスペースなども設けている。さらに、インナーテラスを作って、外光を浴びながら食事ができるスペースなども用意。いたるところにフォトジェニックな仕掛けを意識している。

 3月後半から5月上旬にかけて、メディアや関係者の内覧会を実施。一般向けのオープンルームは5月20、21日を予定している。ドキュメンタリー映像の制作や、インフルエンサーを招いた内覧会などにより、ウェブやSNSなどでの拡散を狙うなど、デジタル時代にマッチした手法で情報発信にも力を入れていく考えだ。

■マンションについての問い合わせ先
TEL:03‐5725-0812(株式会社ツクルバ)

■通常問い合わせ先
TEL:03-5447-6531(UNGRID)