今年創設250周年を迎えた「バカラ(BACCARAT)」のアイコニックな「アルクール(Harcourt)」をテーマにした、ショートフィルム「レジェンダリー・ストーリーズ」が特別サイトで公開中だ。監督を務めたのはフォトグラファーのソニア・シーフ(Sonia Sieff)、シンガー兼女優のジョセフィーヌ・ド・ラ・ボーム(Josephine de la Baum)、映画監督のキアラ・クレメンテ(Chiara Clemente)の3人。1841年に誕生した「アルクール」の輝きをパリ・ロンドン・ニューヨークを舞台に、それぞれの監督の感性がとらえたラブストーリーを通して表現した。
シーフによるパリを舞台にした「エックス(EX)」では、モデル兼シンガーのキャロリーヌ・ドゥ・メグレ(Caroline de Maigret)と俳優のティエリー・フレモン(Tierry Fremont)が別れたカップルを演じている。ド・ラ・ボームはロンドンを舞台にした「ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)」を監督。若いカップルのぎこちない恋の始まりを描いた。クレメンテがニューヨークで撮影したのは「エイダとアレックス(Ada & Alex)」。アーティストとして活躍するアレックス・カッツ(Alex Katz)夫妻が育んできた愛を描いている。