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皮膚科学発想のブランド「クリニーク」がスキンケア最新研究を解説 友利新医師が伝授する“肌の透明感”の秘密とは

クリニーク,CLINIQUE

肌悩みの1つとしてよく挙げられるくすみは、「メラニン由来のくすみ」「炎症による赤み」、そして糖化などによる「黄ぐすみ」の大きく3つに分けられる。これら複数のくすみへのアプローチが透明感のある肌には必須。そこで味方となるのが、皮膚科学発想で肌悩みに寄り添い続けるブランド「クリニーク(CLINIQUE)」の存在だ。40年以上にわたり色素沈着研究に取り組み、最先端テクノロジーで現代女性のニーズに寄り添ってきた。そんなスキンケアのパイオニアである「クリニーク」が4月12日、皮膚科医の友利新医師を迎えて「スキンケアセミナー」を実施。友利医師は「透明感のある肌を目指すには、メラニン由来以外のくすみの原因となる糖化や赤みにアプローチするような包括的なケアがおすすめ。また、肌表面が乾燥して凸凹な状態では肌に光がきれいに入らないし、きれいに反射することもできません。そのため、炎症ケア、糖化ケア、メラニンケア、保湿ケア、これら全てができて肌の透明感が生まれます」と述べ、肌の透明感の重要性について詳しく解説した。

肌の「透明感」の秘密とは

クリニーク,CLINIQUE

「透明感のある肌とは、潤いに満ちて光を反射し、内側から湧き出るような輝きを発する肌のこと。そんな肌のために、肌の透明感を脅かす要因についてしっかり理解することが大事ですね」と語る友利医師。そして、肌の透明感を脅かす要因は、過剰なメラニン、炎症による赤み、乾燥、さらに近年では糖化も黄くすみを引き起こし、透明感を阻む要因であると考えられている。イベントではその具体例として簡易的なデモなどを交えて解説し、透明感のある肌について紹介した。

透明感の要因に
包括的にアプローチする
「クリニーク」のルーツに迫る

「クリニーク」は、皮膚科医のノーマン・オラントラック博士と雑誌編集者の対談をきっかけに1968年にニューヨークで誕生したプレステージスキンケアブランドだ。78年には日本に初上陸し、日本人の肌悩みに寄り添った低刺激かつ高い効果を発揮できる商品を展開。香料成分は肌にアレルギー反応を引き起こす可能性があると考え、全商品は無香料というこだわりのほか、皮膚科学に基づいた処方設計を哲学とする。さらに人種別や外的要因などあらゆる視点での色素沈着研究を約40年続け、ブライトニングケア研究においては日本人の肌に焦点を当てて開発。日本市場でブライトニングケアシリーズを展開した先駆者的ブランドでもある。

注目を集める
独自の成分

「クリニーク」の研究開発では、独自成分やビタミンC、玉露由来の成分をはじめとする複数の成分が肌の乾燥やシミ、くすみに包括的にアプローチする設計になっている。中でも注目すべきは、”キキョウラン“という植物由来のブランド独自成分の働きだ。メラニンを生成するための酵素であるチロシナーゼの働きを阻害する効果があり、代表的なブライトニング成分のハイドロキノンやコウジ酸と効果を比較したところ、メラニン生成の抑制に優れた結果を示したことが臨床試験結果から判明。この結果に友利医師は、「医薬部外品の有効成分として承認されているコウジ酸や美容クリニックでも扱われるハイドロキノンは以前から使われており、機能が高い成分です」とコメント。さらに最新の研究結果によると、独自成分はメラニンの過剰生成だけでなく糖化にも働きかけることも判明。これらの研究成果は国際的な学術専門誌で発表されており、「クリニーク」は最先端テクノロジーを取り入れ常に進化を続けているブランドである。

肌の刺激も考慮した
「敏感肌」にも使える信頼性の高さ

皮膚科学発祥のブランドである「クリニーク」は、肌への刺激の少なさや敏感肌のことを考慮しながらも肌への高い効果を両立。これは、55年にわたる皮膚科学からインスピレーションを得た処方にこだわり、約600万回に及ぶアレルギーテストを実施している賜物でもある。さらに4つの研究開発施設や44件の論文掲載などにも力を入れている。これらは、美しい肌を追求する全ての人に向けた、肌への刺激を考慮した商品開発と皮膚科学発祥ブランドの信念である。これらのこだわりに友利先生も共感し、「成分研究には多くの時間や労力、費用もかかります。『クリニーク』は、とても難しい効果の高さと安全性の高さを両立し、エビデンスもあり確実性がある。敏感肌の人がくすみ悩みを抱えているケースは多くみられ、乾燥で炎症による慢性の赤みとなり、紫外線の刺激も受けてしまう。そんな負のスパイラルになってしまいますから、こうしたブランドの存在はありがたいですね」とコメントした。

PHOTOS:SHUHEI SHINE
TEXT:WAKANA NAKADE
問い合わせ先
「クリニーク」
0120-950-112