ファッション

「ミズイロインド」がブランド初の写真集発売とエキシビションを開催 スタイリストの山本マナがディレクション

「ミズイロインド(MIZUIRO IND)」は、ブランド初となる写真集「ミズイロインド(mizuiro ind)」(8800円)を12月1日に発売する。また、出版記念イベントとして青山 5450 ザ ギャラリーで写真展を開催する。

写真集は、スタイリストの山本マナがディレクションとスタイリングを担い、ブランドの独創的な世界観を多角的に表現したビジュアルブックだ。「エージレス」「ボーダーレス」「多様性」などをテーマに、信頼を置くクリエイターと作り上げた。

性別や年齢にとらわれず、被写体が持つ輪郭を捉えた作品、季節とともに変化する自然を背景にしたストーリー、世代を超えてつながるパーソナルな物語、エネルギッシュな色彩や残像を切り取ったものなどのそれぞれのクリエイターの個性を反映した多彩なビジュアルを楽しめる。ファッションというフィールドにとどまらない、創造性に富んだ1冊に仕上がっている。

参加アーティストはアサミ タグチ(ASAMI TAGUCHI)、UDA、戎康友、岡本充男、熊谷勇樹、夛田恵子、田中雅也、トモヒロ ムラマツ(TOMOHIRO MURAMATSU)、ノリ タカバヤシ(NORI TAKABAYASHI)、森岡祐介、横浪修、ウーカシュ・ウィズボウスキー(Lukasz Wierzbowski)ら。

写真集のサイズはW230×H300で本文160ページ、コデックス装。ポスター6種類とステッカー1種類を専用ボックスに同梱している。蔦屋書店(代官山、銀座、六本木、梅田ほか)で取り扱う。

山本マナは写真集の出版に際して次のようにコメントを寄せた。「『ミズイロインド』と長く関わらせていただく中で、自分に何ができるのか、何を伝えられるのか、ということをずっと考えていました。この本では、私が普段から一緒にお仕事させていただき信頼してる皆さんに相談して関わってもらいました。個性の異なるさまざまな視点を通じて『ミズイロインド』を感じ、そして一緒に表現していくことで、今までにない全く新しい世界ができあがったと思っています。普段の撮影でも感じていたことなのですが、この仕事はチームワークがあってこそ。決して一人では出来るものではない。この写真集を進めるにあたり、改めてそういった学びがありました。服を感じ、音を感じ、目で感じる。そんな1冊になっていると思います」。

「ミズイロインド」は、飾らない人、自分らしく服を楽しむ人、こだわりのある人に向けシンプルでコーディネイトしやすいジャパニーズ トラッドを提案するブランド。デザイナーが子供の頃から好きなカラー“ミズイロ”と理屈なしに好きでいられる服を作り続けたいという想いから「mizuiro ind」と名付けた。

山本マナは北海道出身のスタイリスト。雑誌や広告、カタログ、アーティスト等のスタイリングなどを幅広く活動を行う。一方で、個展の開催などパーソナルワークにも取り組み、2020年に自身のオンラインギャラリー「SNOギャラリー」をオープン。「ミズイロインド」との親交も深く、長きにわたってシーズンビジュアルのスタイリングを担当してきた。

■写真集「mizuiro ind」 出版フォトエキシビション
場所:5450 ザ ギャラリー
住所:東京都港区南青山5-4-50-2階
会期:12月8〜10日
時間:11〜19時
※10日は18:00終了

問い合わせ先
マザーズインダストリー
03-6804-1047