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「タグ・ホイヤー」が「マリオカート」とコラボした新作第2弾を発表 “フォーミュラ1”コレクションにおなじみのアイテムが盛りだくさん

 スイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は10月20日、任天堂とのコラボレーションモデルの第2弾として、マリオカートをテーマにした“タグ・ホイヤー フォーミュラ 1×マリオカート リミテッドエディション”を発売する。世界限定250本の複雑機構のトゥールビヨン搭載モデルと、同じく世界限定3000本のクロノグラフの 2種類だ。価格は、前者が309万1000円で、後者は51万7000円。「タグ・ホイヤー」のブティックのほか、一部の国の公式オンラインブティックで限定販売する。

 世界限定3000本のクロノグラフモデルは、スーパールミノバを施したポリッシュ仕上げのブラックセラミック製タキメーターベゼルにマリオカートのロゴを刻んだ。2時の位置にあるプッシャーとリュウズは、アイコニックなレッドラッカーで縁取った。リュウズにはマリオの「M」の頭文字、ケースバックにはレーシングカーに乗ったマリオを刻印。ダイヤルは、レーストラックにインスパイアされたブラック×アンスラサイト(濃炭色)のチェック柄で、アスファルト加工を施したサブカウンターを搭載した。レッドで縁取った9時位置のパーマネントセコンドインジケーターには、マリオが登場する。センター針やクロノグラフのカウンター、フランジの60秒スケールなど、随所に赤をあしらい存在感を高めた。3時位置のデイウインドーには、キラーやバナナなど、マリオカートでおなじみのアイテムが登場する。

 一方のトゥールビヨンモデルは、45mmケースにグレード5のチタンを採用。ケースバックにはマリオカートのロゴが入ったサファイヤクリスタルを備え、高精度キャリバーの機構の美しさを堪能できる。ケースバックには限定数を示す刻印を加えた。トゥールビヨンは 6時位置に搭載。12時位置にはレーシングカーのタイヤを模した歯車をセットした。マリオやトゲゾーこうら、キラーがリズム良く動き、その様子が楽しめる。

 いずれもレッドのステッチとライニングのブラックカーフ製ストラップをセットし、特別にデザインされたブラックウオッチボックスと、それに合わせたトラベルポーチがついてくる。

 「タグ・ホイヤー」と任天堂のコラボレーションは、今回で2回目。前回は2021年の7月、“タグ・ホイヤー コネクテッド × スーパーマリオ リミテッドエディション”を発売し、両者のファンの間で話題になった。今回も、アドレナリンやスピード、競争心、そして勝利への道のりという、「タグ・ホイヤー」の“フォーミュラ1”コレクションとマリオカートの共通点を表現している。

 タグ・ホイヤーのフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)最高経営責任者は、「世界中のマリオカートファンを喜ばせる楽しいゲーム性と、洗練された高性能な計時を巧みに組み合わせた。新鮮な気持ちで楽しく過ごす人生感を持ち続ける時計愛好家のためにデザインした」と語っている。

問い合わせ先
タグ・ホイヤー
03-5635-7054